リウマチ・膠原病

問1.

リウマチや膠原病とはどのような病気ですか?

問2.

リウマチや膠原病は遺伝しますか?

問3.

リウマチや膠原病はどの診療科で診てもらえますか?

問4.

リウマチや膠原病はどのような治療をするのですか?

問5.

リウマチや膠原病とうまくつきあう方法は?



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問1. リウマチや膠原病とはどのような病気ですか?

 膠原病とは、慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮フ筋炎(または多発性筋炎)、結節性多発性動脈炎という、5つの似かよった病気をまとめた呼び名です。共通の病変として全身の皮フ・筋肉・関節などに顕微鏡で見ると膠状変化がみられることから「膠原病」と呼ばれます。膠原病のなかで最も患者さんが多いのが慢性関節リウマチで、通称、リウマチと呼ばれます。リウマチや膠原病の共通の症状として、発熱・関節痛・筋肉痛・だるい・疲れるといった症状がみられます。リウマチや膠原病の原因は不明です。

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問2. リウマチや膠原病は遺伝しますか?

 リウマチや膠原病が発病する機序として、多くの医学者の間では、ある遺伝体質をもった人にある環境因子が働いて、その結果「自己免疫状態」が起こり発病に至ると考えられています。本来、免疫とは、からだの外から侵入する外敵に対する抵抗力として自分を守るために働きますが、自己免疫状態では自分のからだの一部を敵とみなして攻撃します。リウマチや膠原病にかかりやすい体質の一部は遺伝しますが、その体質をもっている人が必ずしも病気になるとは限りません。発病するためにはもう一つ環境因子が重要です。これらの遺伝体質や環境因子が何であるかはまだ明らかになっていません。

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問3. リウマチや膠原病はどの診療科で診てもらえますか?

 新しくできた「リウマチ科」です。リウマチや膠原病の可能性のある患者さんが症状にふさわしい医療機関を的確に選べるようにするため、厚生省は昨年8月に医療法施行令を改正し、9月より「リウマチ科」が新たに標傍診療科名に加わりました。この「リウマチ科」でリウマチや膠原病の専門医が診療にあたります。

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問4. リウマチや膠原病はどのような治療をするのですか?

 治療は、慢性関節リウマチとその他の膠原病で異なります。慢性関節リウマチでは、基礎療法・リハビリ運動療法・薬物治療・手術療法が行われます。薬としては、痛みを止める非ステロイド性抗炎症剤、リウマチの病気のもとを抑える抗リウマチ剤が主として使われ、時に少量のステロイド剤や免疫抑制剤が使われましす。一方、その他の膠原病ではステロイド剤が主体となり、活発な自己免疫状態を抑えるのに十分な量が使われます。時に免疫抑制剤も一緒に使われます。

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問5. リウマチや膠原病とうまくつきあう方法は?

 リウマチや膠原病は原因のはっきりしない慢性の病気ですが、うまく薬で押さえこんで再発させないようにすることができます。従って、ご自分の病気や現在の治療について、薬の副作用も含めて正しく理解してください。再発症状に注意し、また自分勝手に薬を止めないようにしましょう。風邪や過労などの増悪因子を避けることも必要です。リウマチや膠原病は痛みなどで行動が制限され、患者さんにとっては大変なご苦労です。しかし、気持ちの持ち方で病状はいくらでも左右されます。「生涯病気につきあっていこう」というくらいの気持ちを持って下さい。