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整形外科

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活動的な生き方を支える運動器のエキスパート

●科長

  • ・教授 / 松田 秀一 Prof. Matsuda Shuichi

診療科等のご案内

当科は1906年の開設以来、整形外科のパイオニアとして様々な先進治療を開発してきました。結核性脊椎炎の前方手術、頚椎椎弓形成術は京都大学でその礎が築かれました。人工股関節手術は日本で最も早く導入されました。現在も、オリジナルの人工骨や各種人工関節など、日本の整形外科治療のフロンティアを担っています。

●主な対象疾患

頸椎症性脊髄症・頸胸椎後縦靱帯骨化症・腰部脊柱管狭窄症・成人脊柱変形・小児脊柱側弯症・脊髄腫瘍・脊椎腫瘍・変形性股関節症・臼蓋形成不全・変形性膝関節症・肩関節周囲炎・肩腱板損傷・反復性肩関節脱臼・膝関節十字靭帯損傷・骨軟骨損傷・変形性足関節症・その他のスポーツ障害・関節リウマチ・腕神経叢損傷・上肢先天奇形・悪性骨腫瘍・悪性軟部腫瘍

●診療体制

外来は原則として紹介予約制としております。一般外来に加え、脊椎、骨軟部腫瘍、骨粗しょう症、関節リウマチ、股関節、上肢、膝スポーツ、小児の各専門外来を開設しており、整形外科の広い分野をカバーする専門的な診療体制を整えています。入院病床数は48床で、2022年度の手術数は約1000件でした。主に手術を目的とした入院治療を行っており、その他に悪性骨軟部腫瘍の化学療法、関節リウマチ患者の生物学的薬剤治療などを行っています。手術件数の内訳は手外科・末梢神経手術約220件、骨軟部腫瘍手術約150件、人工股関節手術約130件、脊椎脊髄手術約130件、人工膝関節手術約110件、をはじめ、各種関節リウマチに対する手術、関節形成術、骨軟骨移植術、膝靱帯再建術などとなっています。

●得意分野

股関節や膝関節の変形性関節症に対する手術治療は、骨きり術や様々な種類の人工関節を症例ごとに最適な治療方針となるように決めており、ロボットやコンピューターシミュレーションを取り入れた手術も行っています。スポーツ外傷などに伴う軟骨障害に対して、自家培養軟骨細胞移植や自家軟骨移植術を積極的に行っています。股関節分野では、骨頭壊死に対する関節温存治療も行っています。脊椎分野では、骨切り術を伴う脊柱変形矯正や椎体全摘出術などの脊椎腫瘍を積極的に行っています。手の外科分野では、腕神経損傷後の神経再建など複雑な神経再建を得意としています。骨軟部悪性腫瘍も根治をめざした積極的な手術療法、化学療法を取り入れています。関節リウマチに対しては、リウマチ専門医でもある整形外科医が治療にあたっています。

外来担当医表

※この外来担当医表は2024年3月現在です。

※下記の表は横にスクロールしてご確認いただけます。
外来担当医表