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形成外科

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頭から体幹部、手、足先まで体表面すべての外科治療を行う診療科

●科長

  • ・教授 / 森本 尚樹 Prof. Naoki Morimoto

診療科等のご案内

生まれながらの疾患や病気やけがによって失われた組織を再建し、外観や傷をきれいに治す治療を行います。外観をよくするためには外からは見えない土台も整え、機能の再建も行います。このため、マイクロサージャリーなどの高難度手術、レーザー治療、薬物治療、細胞を用いた再生医療まで最先端の技術を用いています。

●主な対象疾患

顔面・手足の先天性疾患(口唇口蓋裂・小耳症・多指症・合指症等)・腫瘍・あざ(色素性母斑・動静脈奇形等)・悪性腫瘍切除後組織再建・外傷(熱傷、顔面骨折等)・難治性潰瘍(糖尿病性潰瘍・褥瘡等)・ケロイド

●診療体制

外来診療は毎日2-3診体制で行っており、以下のような専門外来を配置しております。
口唇口蓋裂/耳先天異常/手足先天異常/手足の変形/先天性巨大色素性母斑/乳房再建/頭頸部再建/熱傷・皮膚再生/血管腫・あざ/顔面外傷/眼瞼/瘢痕・ケロイド/皮膚潰瘍
随時更新しますので、病院ホームページ、形成外科ホームページをご覧ください。
大きな手術を行う入院手術に加えて、デイ・サージャリー部門での「日帰り全身麻酔手術」も積極的に行っています。数時間程度の手術で病院に1-2時間で来院可能な方には日帰りでの全身麻酔手術が可能です。

●得意分野

当科は昭和52年に日本の国立大学で2番目に設置された形成外科です。設立以来、口唇口蓋裂、小耳症などの顎顔面領域の先天性疾患治療、熱傷、瘢痕拘縮、ケロイドなどの皮膚疾患治療を行っています。特に、口唇口蓋裂診療は言語聴覚士、矯正歯科とチーム医療を設立以来行っており、得意とする分野です。また、多指(趾)症、合指(趾)症を含めた手の外科、顕微鏡下で微細な操作を行うマイクロサージャリーを用いた乳癌や頭頸部癌切除後の再建手術も多数行っています。最近注目される再生医療・細胞治療も積極的に行っており、日本で初めて細胞を使用した製品として承認された「自家培養表皮」を用いた先天性巨大色素性母斑治療は注目を集めています。この他、人工皮膚や培養皮膚の研究開発も行っており、皮膚再生分野のトップランナーとなっています。

外来担当医表

※この外来担当医表は2024年3月現在です。

※下記の表は横にスクロールしてご確認いただけます。
外来担当医表