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消化管外科

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身体にやさしく精密な内視鏡・ロボット支援手術

●科長

  • ・教授 / 小濵 和貴 Prof. Obama Kazutaka

診療科等のご案内

消化管外科では、主に食道、胃、小腸、大腸の疾患に対して、内視鏡(胸腔鏡/腹腔鏡)下手術またはロボット支援手術を中心とした外科治療を行っています。診断および治療方針の決定に際しては、消化器内科、腫瘍内科、放射線科、病理診断科などと横断的な合同カンファレンスを行い、個々の患者さんに十分説明したうえで、最適な治療法を提示いたします。

●主な対象疾患

食道がん/胃がん/大腸がん(結腸がん、直腸がん)/GIST
高度肥満症/食道アカラシア/逆流性食道炎/潰瘍性大腸炎/クローン病/腹膜偽粘液腫/脂肪肉腫/鼠径ヘルニアなど

●診療体制

初診外来を毎日開設し、消化管領域(食道・胃・小腸・大腸)の診察を行っています。外来で必要な検査を済ませていただき、あらかじめ内科、外科、放射線科医師合同のカンファレンスで討論して、入院時点で患者さんに治療方針を提示して十分な説明ができるように調整しています。特殊外来として、①ストーマ外来:毎週水曜日(専門資格を保持した看護師とともに人工肛門を有する患者さんのケアを行う外来)、 ②食道がん外来:毎週水曜日(食道がんに特化した複数科合同で対応する専門外来)を開設しています。また、毎週木曜日は高度肥満症に対する診察も行っています。

●得意分野

消化管外科では、積極的に内視鏡手術を取り入れています。腹腔鏡、胸腔鏡を用いる内視鏡手術では、創部が小さく体に優しいだけでなく、その拡大視効果により、詳細で精度の高い手術操作が可能となります。内視鏡手術は従来の開腹手術と比較し、出血量が少なく、術後の疼痛が軽度で回復が早いことが報告されています。
また、2018年4月より保険適応となったロボット支援手術についても、食道がん、胃がん、直腸がんとも保険適応以前から導入しています。2023年4月現在、食道がん107件、胃がん177件、直腸がん228件、結腸がん10件のロボット支援手術を行っており、豊富な実績を上げていることも当科の特徴です。ロボット支援手術では、内視鏡手術と比較し、さらに複雑で細やかな手術手技が可能であり、加えて3次元による正確な画像情報を取得できるため、より安全かつ身体に負担の少ない手術が可能となっています。

外来担当医表

※この外来担当医表は2024年3月現在です。

※下記の表は横にスクロールしてご確認いただけます。
外来担当医表