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病院からのお知らせ

医学部附属病院「積貞棟」竣工記念式典を開催しました。

積貞棟概観

 京都大学医学部附属病院では、がん治療の拠点となる新病棟「積貞棟」(せきていとう)の完成を記念して、5月18日に竣工記念式典を開催した。学内外から約170名が出席し、盛大に新病棟「積貞棟」のオープンを祝いました。
 今回完成した「積貞棟」は、任天堂株式会社相談役の山内溥様より、築後30年以上が経過した病棟を抱える本院の現状に「京大病院にふさわしい病棟を建ててほしい」との意向からご寄附をいただき建設されました。


 記念式典は、山内溥相談役をはじめ玉上晃文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室長、松本紘総長、山田啓二京都府知事、門川大作京都市長、光山正雄医学研究科長、中村孝志医学部附属病院長によるテープカットで始まり、その後、施設見学が行われました。
 参加者は、8階の特別病室、国立大学病院で初めて、急速冷却・加熱で病院食の衛生管理を徹底する「クックチルシステム」、外来化学療法ゾーンやがん情報コーナーなどを熱心に見学されました。

テープカット  
テープカット
左から、光山正雄医学研究科長、中村孝志病院長、松本紘総長、山内溥任天堂株式会社相談役、 玉上晃文部科学省大学病院支援室長、山田啓二京都府知事、門川大作京都市長


 引き続き、百周年時計台記念館で竣工記念式典を挙行し、はじめに、中村孝志病院長から「ご寄附をいただいた山内相談役への感謝の言葉を述べるとともに、新棟をがん治療の拠点としてがん克服をめざした新しい治療法の実践の場とし、がん治療に関わる医師・コメディカルの人材育成を目指します。」と式辞があり、次に、松本紘総長が「社会貢献、研究、教育に関係する病院の役割は大きい。新しいがんとの戦い、治療に向けて頑張ってもらいたい。」と挨拶されました。 引き続き、玉上晃大学病院支援室長代読による新木一弘文部科学省高等教育局医学教育課長、浅田京都府健康福祉部長代読による山田啓二京都府知事、門川大作京都市長、森洋一京都府医師会会長から期待を込めた祝辞をいただきました。

中村病院長挨拶   松本総長挨拶
中村病院長挨拶   松本総長挨拶
講演をする鳥越俊太郎氏  
講演をする鳥越俊太郎氏

 その後行われた記念講演会では、京都大学OBでキャスターの鳥越俊太郎氏が「がんと向き合って」と題した自身の体験談を交えた講演を約400名の聴衆のなか行われました。
また、記念講演会後に祝賀会が開催され、出席者らは、今後の医療発展や新棟が担う地域医療について語り合いました。

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