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病院からのお知らせ

京都府「緊急被ばく医療初級講座」を開催

 7月30日(土)に、原子力安全研究協会との共催により京都府「緊急被ばく医療初級講座」を京大病院にて開催しました。同研修会は、被ばく患者を本院に受け入れる際に、実診療に従事することが予想される医療関係者への知識の整理・習得、ならびに関係諸機関(消防、行政等)相互の連携を図ることを目的としています。今回の研修会では、学内外から67名の参加がありました。



 研修会では、小池 薫 先生(京大病院初期診療・救急科教授)の開会挨拶の後、又野 秀行 先生(福井県立病院救命救急センター)より「放射線とは−焚き火(被ばく)とペンキ(汚染)−」について、山本 尚幸 先生(原子力安全研究協会研究参与)より「緊急被ばく医療における汚染対応」について、前川 和彦 先生(東京大学名誉教授)及び前川 平 先生(京大病院輸血細胞治療部教授)より「急性放射線症候群の診断と治療−JCO臨界事故による患者の臨床を経験して−」について講義が行われました。引き続き、小池 先生、山本 先生を講師として「京都府域の仕組みを理解する−4つのケース対応−」と題して机上演習が行われ、参加者間で活発に意見交換が行われました。




開会挨拶を行う小池先生開会挨拶を行う小池先生



前川平先生による講義前川平先生による講義




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