「少子化問題を考える−若い女性のヘルスケア向上が大切」
●座長のことば
わが国で急速に進行している少子化は国の将来を左右する喫緊の大問題であり、まずは女性が安心して子どもを産み育てることのできる環境整備が必要です。同時にとても重大なことは、20〜30歳代の若い女性が、様々のストレスに曝され、知らず知らずのうちに健康が障害され、妊娠力も低下することです。実際、不妊の原因となる月経不順、体重減少性無月経、骨粗鬆症、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮頸がん、および卵巣がんが、若い女性に増加しています。
そこで、この市民公開講座プログラムにおいては、医学の立場から、若い女性のヘルスケア向上のために、日常生活で留意すべきことを紹介するとともに、少子化問題を解決する手立てを提言したいと思います。中学生、高校生、大学生のみなさん、晴れて成人式を迎えた方々、キャリア女性のみなさんには、ご自分のヘルスケア向上のため、是非ともご参加ください。
●座長・演者
座長
森 まさこ(参議院議員、前少子化担当大臣)
吉村 泰典(内閣府官房参与、慶應義塾大学名誉教授)
演者
森 まさこ(参議院議員、前少子化担当大臣)「少子化を解決するために私が頑張ります」
小西 郁生(日本産科婦人科学会理事長)「地球上で最も美しい存在−女性ですね!」
若槻 明彦(愛知医科大学産科婦人科学教授)「若い女性が妊娠力を維持するために」
煖エ 裕子(奈良女子大学保健管理センター教授)「女性のヘルスケアは禁煙からスタート」
宮城 悦子(横浜市立大学医学部がん総合医科学教授)「若い女性のがんを予防するには?」
「安心して妊娠・出産・子育てのできる環境を」
■座長のことば
わが国で急速に進行している少子化は国の将来を左右する喫緊の大問題であり、まずは女性が安心して子どもを産み育てることのできる環境整備が必要です。同時にとても重大なことは、20〜30歳代の若い女性が、様々のストレスに曝され、知らず知らずのうちに健康が障害され、妊娠力も低下することです。実際、不妊の原因となる月経不順、体重減少性無月経、骨粗鬆症、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮頸がん、および卵巣がんが、若い女性に増加しています。
そこで、この市民公開講座プログラムにおいては、医学の立場から、若い女性のヘルスケア向上のために、日常生活で留意すべきことを紹介するとともに、少子化問題を解決する手立てを提言したいと思います。中学生、高校生、大学生のみなさん、晴れて成人式を迎えた方々、キャリア女性のみなさんには、ご自分のヘルスケア向上のため、是非ともご参加ください。
■座長・演者
座長
小林 浩(奈良県立医科大学産科婦人科学教授)
今村 定臣(日本医師会常任理事)
演者
伊奈川秀和(元内閣府官房少子化対策審議官)「わが国の少子化問題と内閣府の提案」
池田 智明(三重大学産科婦人科学教授)「妊産婦死亡をゼロに近づけるシステム」
百枝幹雄(聖路加国際病院産婦人科部長)「女性アスリートの健康を守るために」
杉浦 真弓(名古屋市立大学産科婦人科学教授)「不妊症・不育症で悩む貴女へ」
種部 恭子(日本産科婦人科学会特任理事)「若い女性のキャリア形成と出産・子育て」