平成28年度 京都大学医学部附属病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 1,398 615 854 1,404 1,985 2,324 4,643 4,991 2,362 188
本院の退院患者平均年齢は57.2歳です。
年代別では70歳代が最も多く24％を、次いで60歳代が22％を占め、60～70歳代の患者が全体の46％を占めます。
一方年齢別でみると、0歳児が556人と全体で7番目の人数を占めます。0歳児入院患者の入院経路は本院で出生しそのまま入院したケースが62％、家庭からの入院が34％です。院内出生のケースでは一過性の呼吸障害による入院が最も多く50％を占め、家庭からの入院では心室中隔欠損症など心臓の先天奇形による入院が最も多く22％を占めます。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸　手術なし　処置１あり 488 2.33 2.08 0.00% 60.58
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病なし 208 6.77 2.72 0.00% 68.67
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患　手術なし　処置２なし 202 20.73 17.77 4.46% 57.19
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む）　手術なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし 115 8.03 9.82 0.00% 65.59
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　処置１なし　処置２なし　定義副傷病なし 104 12.16 12.84 1.92% 55.06
『内科』は、院内標榜科の「呼吸器内科」「糖尿病・内分泌・栄養内科」「腎臓内科」「消化器内科」「免疫・膠原病内科」「がん薬物治療科」「血液・腫瘍内科」への入院症例が対象。
【030250xx991xxx】は、主に睡眠時無呼吸症候群における、手術を要さない終夜睡眠ポリグラフィー検査入院症例。内科全体の約10.93％。
【060100xx01xx0x】は、主に大腸ポリープにおける内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を実施した入院症例。内科全体の約4.66％。
【070560xx99x0xx】は、主に全身性エリテマトーデスにおける、手術を要さない入院症例。内科全体の約4.53％。
【060010xx99x40x】は、主に食道癌における、手術を要さない化学療法入院症例。内科全体の約2.58％。
【110280xx99000x】は、主に慢性腎不全における、手術を要さない入院症例。内科全体の約2.33％。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈　経皮的カテーテル心筋焼灼術　処置２なし 466 7.47 5.51 0.90% 65.89
050050xx02000x 狭心症，慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　処置等１＿なし，１，２あり　処置２なし　定義副傷病なし 204 6.35 4.71 0.49% 71.51
050210xx97000x 徐脈性不整脈　手術あり　処置等１＿なし，１，３あり　処置２なし　定義副傷病なし 80 11.58 11.38 5.00% 75.16
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患　動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等　処置等１＿なし，１あり　処置２なし　定義副傷病なし 74 6.54 5.85 1.35% 74.20
050050xx99100x 狭心症，慢性虚血性心疾患　手術なし　処置等１＿１あり　処置２なし　定義副傷病なし 59 4.42 3.06 3.39% 69.27
【050070xx01x0xx】は、主に心房細動における、経皮的カテーテル心筋焼灼術を実施した入院症例。循環器内科全体の約26.95％。
【050050xx02000x】は、主に狭心症における経皮的冠動脈形成術を実施した入院症例。循環器内科全体の約12.33％。
【050210xx97000x】は、主に房室ブロックまたは洞不全症候群における、ペースメーカの移植または交換の手術を実施した入院症例。循環器内科全体の約4.83％。
【050170xx03000x】は、主に閉塞性動脈硬化症における、血管拡張術・血栓除去術を実施した入院症例。循環器内科全体の約4.47％。
【050050xx99100x】は、主に狭心症における、心蔵カテーテル検査を実施した入院症例。循環器内科全体の約3.56％。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x20x てんかん　手術なし　処置２＿２あり　定義副傷病なし 83 18.01 14.25 1.20% 43.00
010160xx99x10x パーキンソン病　手術なし　処置２あり　定義副傷病なし 57 25.42 21.15 8.77% 69.65
010230xx99x00x てんかん　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし 30 11.57 7.12 0.00% 44.10
010170xx99x10x 基底核等の変性疾患　手術なし　処置２あり　定義副傷病なし 21 16.57 17.57 4.76% 60.81
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症３日目以内，かつ，ＪＣＳ１０未満）　手術なし　処置１なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし　発症前Ｒａｎｋｉｎ　Ｓｃａｌｅ　０，１又は２ 20 20.80 16.54 40.00% 69.90
【010230xx99x20x】は、主にてんかんまたはてんかんの疑いにおける、手術を要さないSPECTまたはPET検査入院症例。神経内科全体の約15.57％。
【010160xx99x10x】は、主にパーキンソン病における手術を要さないSPECT検査入院症例。神経内科全体の約10.69％。
【010230xx99x00x】は、主にてんかんまたはてんかんの疑いにおける、手術を要さない検査および観察入院症例。神経内科全体の約5.63％。
【010170xx99x10x】は、主に多系統萎縮症または進行性核上性麻痺における、手術を要さないSPECT検査入院症例。神経内科全体の約3.94％。
【010060x2990401】は、主に発症３日目以内の脳梗塞における、薬剤「エダラボン」を使用した入院症例。神経内科全体の約3.75％。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060570xx99xxxx その他の消化管の障害　手術なし 127 4.16 4.16 0.00% 36.22
140460xx99x0xx 胆道の先天異常（閉鎖症）　手術なし　処置２なし 89 6.72 6.72 1.12% 8.11
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む）　その他の手術あり　処置２なし 85 12.21 12.21 0.00% 69.62
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし 67 5.16 5.16 0.00% 50.94
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　単純乳房切除術（乳腺全摘術）等　処置２なし 63 8.60 8.60 0.00% 60.30
『外科』は、院内標榜科の「肝胆膵・移植外科」「小児外科」「消化管外科」「乳腺外科」への入院症例が対象。
【060570xx99xxxx】は、主に肝機能障害における、手術を要さない検査入院症例。外科全体の約6.65％。
【140460xx99x0xx】は、主に小児の胆道閉鎖症における、手術を要さない検査入院症例。外科全体の約4.66％。
【060050xx97x0xx】は、主に肝細胞癌における、動脈塞栓術を実施した入院症例。外科全体の約4.45％。
【090010xx99x40x】は、主に乳癌における、手術を要さない「ゲムシタビン塩酸塩」「シクロホスファミド＋塩酸エピルビシン」「パクリタキセル」「ドセタキセル水和物」薬剤を使用された入院症例。外科全体の約3.51％。
【090010xx02x0xx】は、主に乳癌における、乳房切除術を実施した入院症例。外科全体の約3.30％。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx01010x 弁膜症（連合弁膜症を含む）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　処置１なし　処置２＿１あり　定義副傷病なし 36 25.25 24.70 5.56% 51.50
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤，腸骨動脈瘤　大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等　処置２＿１あり 18 23.00 21.94 5.56% 71.50
050163xx9910xx 非破裂性大動脈瘤，腸骨動脈瘤　手術なし　処置等１＿１あり　処置２なし 18 7.39 4.87 0.00％ 75.78
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤　その他の手術あり　処置２＿１あり　定義副傷病なし 17 38.35 28.23 5.88% 62.88
050080xx9701xx 弁膜症（連合弁膜症を含む）　その他の手術あり　処置等１＿なし，１あり　処置２＿１あり 16 27.71 23.73 6.25% 83.06
【050080xx01010x】は、主に大動脈弁狭窄症における、弁置換術を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心蔵血管外科全体の約11.84％。
【050163xx02x1xx】は、主に胸部または腹部の大動脈瘤における、大動脈瘤切除術を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心蔵血管外科全体の約5.92％。
【050163xx9910xx】は、主に胸部または腹部の大動脈瘤における、手術を要さない心蔵カテーテル検査入院症例。心蔵血管外科全体の約5.92％。
【050161xx97x10x】は、主に解離性大動脈瘤における、大動脈瘤切除術を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心蔵血管外科全体の約5.59％。
【050080xx9701xx】は、主に大動脈弁狭窄症における、経カテーテル大動脈置換術等を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心蔵血管外科全体の約5.26％。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍　手術あり　処置２なし 273 13.77 12.73 1.10% 65.51
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１あり　処置２なし 92 2.99 3.68 0.00% 68.48
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし 55 14.13 12.35 0.00% 65.87
040110xxxxx0xx 間質性肺炎　処置２なし 40 10.90 19.92 5.00% 50.90
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２なし　定義副傷病なし 28 6.36 14.83 3.57% 70.04
【040040xx97x0xx】は、主に肺癌における、肺悪性腫瘍手術を実施した入院症例。呼吸器外科全体の約36.60％。
【040040xx9910xx】は、主に肺癌または肺癌の疑いにおける、手術を要さない検査入院症例。呼吸器外科全体の約12.33％。
【040040xx99040x】は、主に肺癌における、手術を要さない化学療法入院症例。呼吸器外科全体の約7.37％。
【040110xxxxx0xx】は、主に間質性肺炎における、人工呼吸器を使用しない入院症例。呼吸器外科全体の約5.36％。
【040040xx99000x】は、主に肺癌における、手術を要さない検査及び観察入院症例。呼吸器外科全体の約3.75％。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む）　人工関節再置換術等 117 26.62 26.26 0.00% 75.88
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死，股関節症（変形性を含む）　人工関節再置換術等 82 25.93 24.42 0.00% 64.01
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍（脊髄を除く）　手術なし　処置２＿３あり 70 5.14 10.19 0.00% 54.17
070040xx99x4xx 骨の悪性腫瘍（脊椎を除く）　手術なし　処置２＿４あり 40 5.65 17.48 0.00% 52.20
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む）　腰部骨盤，不安定椎　脊椎固定術，椎弓切除術，椎弓形成術（多椎間又は多椎弓の場合を含む）　前方椎体固定等　処置２なし 29 25.03 22.55 0.00% 68.52
【070230xx01xxxx】は、主に原発性膝関節症における、人工関節置換術を実施した入院症例。整形外科全体の約13.30％。
【07040xxx01xxxx】は、主に原発性股関節症における、人工関節置換術を実施した入院症例。整形外科全体の約9.32％。
【070041xx99x3xx】は、主に悪性軟部腫瘍における、手術を要さない化学療法入院症例。整形外科全体の約7.95％。
【070040xx99x4xx】は、主に悪性骨腫瘍における、手術を要さない化学療法入院症例。整形外科全体の約4.55％。
【070343xx01x0xx】は、主に腰部脊柱管狭窄症における、脊椎固定術，椎弓切除術，椎弓形成術を実施した入院症例。整形外科全体の約3.30％。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx9908xx 脳腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿８あり 120 9.15 20.67 5.00% 49.80
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤　手術なし　処置１あり　処置２なし 87 4.03 3.20 0.00% 60.21
010070xx99020x 脳血管障害　手術なし　処置１なし　処置２＿２あり　定義副傷病なし 73 5.86 5.74 0.00% 41.53
010010xx9905xx 脳腫瘍　手術なし　手術・処置等１なし　処置２＿５あり 69 4.20 15.14 0.00% 45.68
010010xx01x00x 脳腫瘍　頭蓋内腫瘍摘出術等　処置２なし　定義副傷病なし 67 22.18 22.47 4.48% 50.48
【010010xx9908xx】は、主に脳腫瘍における、手術を要さない薬剤「ベバシズマブ」を使用した入院症例。脳神経外科全体の約10.37％。
【010030xx9910xx】は、主に脳動脈瘤における、手術を要さない動脈造影カテーテル検査入院症例。脳神経外科全体の約7.52％。
【010070xx99020x】は、主にもやもや病および内頚動脈狭窄症における、手術を要さないSPECTまたはPET検査入院症例。脳神経外科全体の約6.31％。
【010010xx9905xx】は、主に脳腫瘍における、手術を要さない化学療法入院症例。脳神経外科全体の約5.96％。
【010010xx01x00x】は、主に脳腫瘍における、頭蓋内腫瘍摘出術を実施した入院症例。脳神経外科全体の約5.79％。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 126 13.47 9.91 0.00% 7.84
140490xx971xxx 手足先天性疾患　手術あり　処置１あり 25 9.48 9.94 0.00% 3.00
140490xx970xxx 手足先天性疾患　手術あり　処置１なし 20 7.75 7.84 0.00% 6.90
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物　皮膚，皮下腫瘍摘出術（露出部）等　処置１なし 18 8.33 4.28 0.00% 14.72
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍　組織拡張器による再建手術（一連につき）　乳房（再建手術）の場合等 16 11.69 7.91 0.00% 47.50
【140140xxxxxxxx】は、主に口蓋裂における、小児の入院症例。形成外科全体の約27.63％。
【140490xx971xxx】は、主に先天性の多合指（趾）における、多指症手術及び植皮術を実施した小児の入院症例。形成外科全体の約5.48％。
【140490xx970xxx】は、主に先天性の多合指（趾）における、多指症手術を実施した小児の入院症例。形成外科全体の約4.39％。
【080007xx010xxx】は、主に色素性母斑における、摘出手術を実施した入院症例。形成外科全体の約3.95％。
【090010xx05xxxx】は、主に乳癌における、ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術を実施した入院症例。形成外科全体の約3.51％。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし 40 5.15 7.12 0.00% 8.08
080270xxxx1xxx 食物アレルギー　処置１あり　 39 2.03 2.26 0.00% 4.33
140010x199x00x 妊娠期間短縮，低出産体重に関連する障害（出生時体重２５００ｇ以上）　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし 31 12.39 6.18 0.00% 0.00
010010xx9908xx 脳腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿８あり　 30 5.67 20.67 0.00% 7.93
130080xx97x00x 再生不良性貧血　手術あり　処置２なし　定義副傷病なし 29 2.24 12.11 0.00% 3.48
『小児科』は、院内標榜科の「小児科」「GCU」「NICU」への入院症例が対象。
【010230xx99x00x】は、主にてんかんまたはてんかんの疑いにおける、検査入院症例。小児科全体の約4.21％。
【080270xxxx1xxx】は、主に食物アレルギーにおける、アレルギー負荷検査入院症例。小児科全体の約4.11％。
【140010x199x00x】は、主に新生児一過性多呼吸における、手術を要さない検査及び観察入院症例。小児科全体の約3.26％。
【010010xx9908xx】は、主に手術を要さない薬剤「ベバシズマブ」を使用した入院症例。小児科全体の約3.16％。
【130080xx97x00x】は、主に再生不良性貧血における、輸血を実施した入院症例。小児科全体の約3.05％。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080005xx99x2xx 黒色腫　手術なし　処置２＿２あり 83 3.51 3.95 0.00% 71.54
080006xx99x3xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　手術なし　処置２＿３あり 43 3.79 9.17 0.00% 69.56
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　処置２なし 42 13.12 8.78 0.00% 70.90
080190xxxxxxxx 脱毛症 23 3.48 3.72 0.00% 37.35
080005xx01x0xx 黒色腫　皮膚悪性腫瘍切除術等　処置２なし 22 16.91 14.87 0.00% 68.50
【080005xx99x2xx】は、主に悪性黒色腫における、手術を要さない薬剤「ニボルマブ」を使用した入院症例。皮膚科全体の約16.18％。
【080006xx99x3xx】は、主にメルケル細胞癌または乳房外パジェット病における、手術を要さない化学療法入院症例。皮膚科全体の約8.38％。
【080006xx01x0xx】は、主に有棘細胞癌または基底細胞癌における、切除手術を実施した入院症例。皮膚科全体の約8.19％。
【080190xxxxxxxx】は、主に円形脱毛症における、ステロイド療法入院症例。皮膚科全体の約4.48％。
【080005xx01x0xx】は、主に悪性黒色腫における、切除手術を実施した入院症例。皮膚科全体の約4.29％。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　処置１なし　処置２なし 120 6.26 7.44 0.00% 74.61
110080xx99030x 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿３あり　定義副傷病なし 81 6.63 15.07 1.23% 70.47
110070xx99x20x 膀胱腫瘍　手術なし　処置２＿２あり　定義副傷病なし 63 10.89 11.72 0.00% 69.02
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍　前立腺悪性腫瘍手術等　処置２なし 58 15.33 13.39 0.00% 68.78
110080xx9905xx 前立腺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿５あり 48 5.98 11.54 0.00% 69.48
【110070xx0200xx】は、主に膀胱癌における、経尿道的悪性腫瘍手術を実施した入院症例。泌尿器科全体の約12.81％。
【110080xx99030x】は、主に前立腺癌における、手術を要さない化学療法入院症例。泌尿器科全体の約8.64％。
【110070xx99x20x】は、主に膀胱癌における、手術を要さない化学療法入院症例。泌尿器科全体の約6.72％。
【110080xx01x0xx】は、主に前立腺癌における、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術を実施した入院症例。泌尿器科全体の約6.19％。
【110080xx9905xx】は、主に前立腺癌における、手術を要さない薬剤「カバジタキセル　アセトン付加物（ジェブタナ）」を使用した入院症例。泌尿器科全体の約5.12％。
産科婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし 399 5.45 5.12 0.00% 51.85
12002xxx99x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍　手術なし　処置２なし 201 4.11 9.34 0.50% 54.32
140010x199x00x 妊娠期間短縮，低出産体重に関連する障害（出生時体重２５００ｇ以上）　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし 174 7.39 6.18 0.57% 0.00
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿５あり　定義副傷病なし 121 4.69 4.92 0.00% 65.14
120180xx99xxxx 胎児及び胎児付属物の異常　手術なし 108 7.01 6.86 3.70% 34.36
【12002xxx99x40x】は、主に子宮頸癌・子宮内膜癌における、手術を要さない化学療法入院症例。産科婦人科全体の約15.21％。
【12002xxx99x0xx】は、主に子宮癌・子宮頸部高度異形成・子宮頸部上皮内腫瘍における、手術を要さない検査入院症例。産科婦人科全体の約9.02％。
【140010x199x00x】は、新生児（ＮＩＣＵ・ＧＣＵ入院対象外）の一過性多呼吸等における、手術を要さない検査及び観察入院症例。産科婦人科全体の約7.81％。
【120010xx99x50x】は、主に卵巣癌における、手術を要さない薬剤「カルボプラチン＋ドセタキセル水和物」を使用した入院症例。産科婦人科全体の約5.43％。
【120180xx99xxxx】は、主に既往帝切後妊娠・子宮内胎児発育不全のための母体管理入院症例。産科婦人科全体の約4.85％。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020200xx99x4xx 黄斑，後極変性　手術なし　処置２＿４あり 735 3.16 2.49 0.00% 77.15
020110xx97xxx0 白内障，水晶体の疾患　手術あり　片眼 216 5.07 2.91 0.00% 71.31
020110xx97xxx1 白内障，水晶体の疾患　手術あり　両眼 192 7.67 6.23 0.00% 72.89
020220xx97xxx0 緑内障　手術あり　片眼 140 10.78 9.15 0.00% 67.34
020160xx97xxx0 網膜剥離　手術あり　片眼 125 12.02 10.53 0.00% 55.72
【020200xx99x4xx】は、主に黄斑変性症における、手術を要さない薬剤「アフリベルセプト」「ラニブズマブ」を使用した入院症例。眼科全体の約32.97％。
【020110xx97xxx0】は、主に白内障における、片眼のみの手術入院症例。眼科全体の約9.69％。
【020110xx97xxx1】は、主に白内障における、両眼の手術入院症例。眼科全体の約8.61％。
【020220xx97xxx0】は、主に緑内障における、片眼のみの手術入院症例。眼科全体の約6.28％。
【020160xx97xxx0】は、主に網膜剥離における、片眼のみの手術入院症例。眼科全体の約5.61％。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍　頸部悪性腫瘍手術等　処置１なし　処置２なし　定義副傷病なし 97 25.41 14.06 0.00% 67.08
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍　甲状腺悪性腫瘍手術　切除等　処置２なし 87 12.62 9.27 0.00% 54.99
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫　鼓室形成手術 55 10.49 9.36 0.00% 50.67
030425xx97xxxx 聴覚の障害（その他）　手術あり 28 10.57 8.99 0.00% 34.04
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍　手術あり 27 7.15 7.75 0.00% 50.19
『耳鼻いんこう科』は、院内標榜科の「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」への入院症例が対象。
【03001xxx01000x】は、主に咽頭癌・歯肉癌・舌癌における、化学療法および放射線療法を伴わない悪性腫瘍手術を実施した入院症例。耳鼻いんこう科全体の約12.76％。
【100020xx01x0xx】は、主に甲状腺癌における、化学療法および放射線療法を伴わない悪性腫瘍手術を実施した入院症例。耳鼻いんこう科全体の約11.45％。
【030440xx01xxxx】は、主に真珠腫・化膿性中耳炎における、鼓室形成手術を実施した入院症例。耳鼻いんこう科全体の約7.24％。
【030425xx97xxxx】は、主に感音難聴における、人工内耳植込術を実施した入院症例。耳鼻いんこう科全体の約3.68％。
【030150xx97xxxx】は、主に耳下腺多形腺腫・下咽頭良性腫瘍等における、腫瘍摘出手術入院症例。耳鼻いんこう科全体の約3.55％。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿２あり 56 5.16 6.56 0.00% 58.84
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む）　手術なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし 53 7.62 9.82 0.00% 67.13
06007xxx9903xx 膵臓，脾臓の腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿３あり 37 23.08 32.31 0.00% 69.38
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿２あり 35 12.14 24.87 0.00% 76.14
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍（頸部を含む）　手術なし　処置２＿３あり　定義副傷病なし 27 24.41 20.92 0.00% 65.07
【100020xx99x2xx】は、主に甲状腺癌における、手術を要さないI131内用療法を実施した入院症例。放射線治療科全体の約15.05％。
【060010xx99x40x】は、主に食道癌における、手術を要さない放射線療法を実施しない化学療法入院症例。放射線治療科全体の約14.25％。
【06007xxx9903xx】は、主に膵癌における、手術を要さない放射線療法を実施した化学療法入院症例。放射線治療科全体の約9.95％。
【040040xx9902xx】は、主に肺癌における、手術および化学療法を実施しない放射線療法入院症例。放射線治療科全体の約9.41％。
【060010xx99x30x】は、主に食道癌における、手術を要さない放射線療法を実施した化学療法入院症例。放射線治療科全体の約7.26％。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病なし 22 9.00 12.43 0.00% 67.45
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし 21 2.86 7.52 14.29% 61.00
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　処置２なし　定義副傷病なし 19 3.63 9.87 15.79% 55.47
030400xx99xxxx 前庭機能障害　手術なし 17 3.71 5.24 5.88% 69.12
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神および行動の障害　定義副傷病なし 16 1.25 2.60 0.00% 25.69
『救急科』は、院内標榜科の「初期診療・救急科」への入院症例が対象。
【110310xx99xx0x】は、主に急性腎盂腎炎・尿路感染症における、手術を要さない緊急入院症例。救急科全体の約5.95％。
【160100xx99x00x】は、主に頭部外傷における、手術を要さない検査および観察入院症例。救急科全体の約5.68％。
【160100xx97x00x】は、主に頭部外傷における、創傷処理手術を実施した入院症例。救急科全体の約5.14％。
【030400xx99xxxx】は、主にめまい症における、手術を要さない緊急入院症例。救急科全体の約4.59％。
【170020xxxxxx0x】は、主に急性アルコール中毒における、緊急入院症例。救急科全体の約4.32％。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 43 22 45 48 77 38 1 7
大腸癌 33 22 68 46 39 61 1 7
乳癌 106 119 41 11 27 39 1 7
肺癌 255 62 107 174 52 136 1 6,7
肝癌 12 26 23 - 55 188 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
※-（ハイフン）は患者数が10未満（本統計の集計条件に基づく）
※本統計を参照する際は以下の点にご注意下さい。
　・入院患者に限る（外来患者を含まない）。
　・本院で治療を受けたのべ入院患者数について集計しており、実人数ではない。

本院の平成28年度の５大がん症例数は1,983件です。内訳は肺がんが40％で最も多く、他は14％～17％とほぼ同じ割合です。

胃がんはステージⅠの入院患者の97％が手術を受けています。ステージIで行った手術は腹腔鏡下胃切除術（悪性腫瘍手術）が48％と最も多く、次いで内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）が30％と、低侵襲の手術が多数を占めます。

大腸がんは各ステージで手術を受ける割合が高く、ステージⅠの入院患者の88％、Ⅱの91％、Ⅲの75％が手術を受けています。いずれのステージも内視鏡手術と腹腔鏡手術の割合が80％を超え、特にステージⅠでは90％を占め低侵襲の手術が主流です。

乳がんの入院中の治療内容は、ステージⅠでは手術の割合が高く71％、化学療法または放射線治療は29%を占めます。ステージⅡ以降では手術と化学療法または放射線治療がほぼ同じか、化学療法または放射線治療がやや多い割合です。

肺がんはステージⅣが22％で、他の4つのがんに比べステージⅣの割合がやや高い特徴があります。入院中の治療内容はステージⅠでは手術が69%、化学療法または放射線治療が24％を占めますが、ステージⅡ以降は逆転しステージⅡは手術が36%、化学療法または放射線治療が53%です。ステージⅢはそれぞれ10%と78%、ステージⅣは5％と71%です。実施した手術のうち、77％が胸腔鏡によるもので、特にステージⅠでは88%を占めます。

肝がんは再発の症例が多い事が特徴で、60%を占めます。再発症例では84％が手術を受けており、血管塞栓術が61％、肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法が12％と全体の73％を占めます。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 14 11.71 57.21
中等症 111 23.71 72.79
重症 25 18.36 82.28
超重症 10 26.00 75.90
不明 - - -
※-（ハイフン）は患者数が10未満（本統計の集計条件に基づく）
※重症度については下記の「重症度の判定方法について」を参照

本院での成人市中肺炎は中等症が69％と大多数を占めます。
年齢については、本院の成人（20歳以上）患者の平均年齢は63.1歳ですが、それに比べ中等症以上の平均年齢は9.7～19.7歳高く、肺炎は高齢者が罹患しやすく重症化しやすい事がわかります。
男女別では、全体では男性59％女性41％ですが、重症と超重症では男性がそれぞれ72％、70％を占めます。

■重症度の判定方法について■
　重症度の判定はA-DROPスコアに基づく。
　【評価項目】　
　　・Age（年齢）：男性70歳以上、女性75歳以上
　　・Dehydration（脱水）：BUN 21mg/dL以上または脱水あり
　　・Respiration：SpO2<=90%（PaO2 60Torr 以下）
　　・Orientation（意識障害）：意識障害あり
　　・Pressure（収縮期血圧）：収縮期血圧90 mmHg以下
　【判定】
　　・該当する項目1つにつき1点とし、合計点で重症度を判定する。（5点満点）
　　　　軽　 症：0点の場合。
　　　　中等症：1～2点の場合。
　　　　重 症：3点の場合。
　　　　超重症：4～5点の場合。ただし、意識障害（ショック）であれば１点でも重症とする。
　　　　不 明：重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 15 11.13 68.07 20.00%
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 128 23.59 73.76 33.33%
その他 25 21.64 67.08 2.61%
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 54 9.76 71.31 3.57%
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの - 11 9.27 52.82 9.09%
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 10 17.10 16.90 1.65%
その他 111 8.11 19.64 0.83%
I679 脳血管疾患，詳細不明 - - - - -
※-（ハイフン）は患者数が10未満（本統計の集計条件に基づく）

「I65$脳実質外動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの」は内頚動脈閉塞症・狭窄症などが該当します。
「I66$脳動脈の閉塞及び狭窄，脳梗塞に至らなかったもの」は大脳動脈閉塞症・狭窄症などが該当します。

上表に掲げた疾患は薬剤による内科的治療の適応であったものが主でした。
その中では、脳梗塞に対しては8％、内頚動脈閉塞症・狭窄症に対しては19％、もやもや病に対しては28％に手術を実施しています。脳梗塞は発症3日以内のものに対して、内頚動脈閉塞症・狭窄症ともやもや病はその他のもの（発症4日以降）に対して行っているケースが大部分を占めます。

年齢については、本院の平成28年度入院患者の平均年齢が57歳ですので、上表に掲げた疾患は高齢者が発症しやすい事が分かります。ただし、もやもや病については平均年齢が19歳であり20歳以下の若年層が71％を占めることが大きな特徴です。

男女別の特徴では、内頚動脈閉塞症・狭窄症は男性が87％、もやもや病は女性が83％を占めており、男女比に非常に大きな差があります。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 212 1.28 4.42 0.00% 68.72
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他） 79 2.24 9.59 0.00% 72.05
K610-3 内シャント設置術 65 7.51 14.38 0.00% 67.58
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術（ＥＮＢＤ） 62 2.95 16.73 6.45% 65.68
K526-22 内視鏡的食道粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術） 54 1.22 6.02 0.00% 67.06
主に消化器内科にて行われる、結腸のポリープに対する内視鏡での切除術、肝細胞癌に対する血管塞栓術、膵癌や胆嚢炎に伴う閉塞性黄疸に対する内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術を多く行っております。
他には、腎臓内科での人工腎臓用の内シャント設置術、消化器内科・がん薬物治療科での早期食道癌に対する内視鏡による早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術等を多く行っております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ） 375 2.34 4.69 1.07% 67.73
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他） 219 3.61 4.59 1.83% 72.01
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 81 2.68 4.59 4.94% 73.64
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術（その他） 77 2.26 3.17 0.00% 57.31
K5972 ペースメーカー移植術（経静脈電極） 46 4.59 9.57 6.52% 76.37
K5951、K5952はいずれも心房細動・頻拍に対する手術であり、短期入院で多くの患者さんが加療されています。
また、狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術、下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管拡張術・血栓除去術、洞不全症候群等に対するペースメーカー移植術を多く行っております。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） 11 31.18 35.36 18.18% 66.91
K154-3 定位脳腫瘍生検術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K1492 減圧開頭術（その他） - - - - -
K502 縦隔腫瘍、胸腺摘出術 - - - - -
神経内科入院での胃瘻造設術は、筋萎縮性側索硬化症やパーキンソン病に伴い経口による食事摂取ができない患者さんに対し行っております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は－（ハイフン）の表記にしております。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他） 72 3.11 15.68 0.00% 71.47
K4763 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 61 0.28 7.52 0.00% 60.92
K4762 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない）） 60 0.70 5.08 0.00% 57.75
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 57 4.95 13.72 1.75% 68.21
K655-22 腹腔鏡下胃切除術（悪性腫瘍手術） 43 4.70 14.86 2.33% 67.63
肝胆膵・移植外科にて行われる、肝細胞癌に対する血管塞栓術は1人の患者さんに年間複数回施行することもあるため件数が多くなっています。
乳腺外科にて行われる、乳癌に対する乳腺悪性腫瘍手術は、入院日数が短く早期退院ができるため、年間に多くの患者さんの加療が可能となっております。
他には、消化管外科において大腸癌・胃癌に対する腹腔鏡下手術を多く行っております。
心蔵血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5551 弁置換術（１弁） 27 10.07 25.19 18.52% 59.22
K5606 大動脈瘤切除術（腹部大動脈（分枝血管の再建）） 16 4.63 17.00 6.25% 70.69
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術（２吻合以上） 12 16.25 22.08 0.00% 64.33
K5601ﾆ 大動脈瘤切除術（上行）（その他） 11 1.91 22.64 18.18% 72.09
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術（経皮的大動脈弁置換術） 10 9.40 13.40 10.00% 84.80
大動脈弁狭窄症・肺動脈弁閉鎖不全症等に対する弁置換術が最も多くなっており、次いで腹部大動脈瘤に対する切除術（K5606）を多く行っております。
他には、狭心症・心筋梗塞に対するバイパス手術、解離性大動脈瘤等に対する切除術（K5601ﾆ）、大動脈弁狭窄症に対する経皮的大動脈弁置換術の件数が多くなっております。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える） 131 2.99 10.53 0.76% 67.51
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除） 57 2.61 6.91 0.00% 61.56
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（区域切除） 34 2.71 9.56 0.00% 66.03
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 22 2.36 6.59 0.00% 63.68
K5132 胸腔鏡下肺切除術（その他） 21 2.38 6.38 0.00% 57.19
上位の3手術はいずれも肺癌に対する手術であり、患者さんの体への負担が少ない胸腔鏡下での手術となっております。
他には、腫瘍等の診断目的で組織採取を行う胸腔鏡下試験切除術、肺良性腫瘍に対する胸腔鏡下肺切除術の件数が多くなっております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術（肩，股，膝） 221 2.57 22.80 0.00% 70.44
K1424 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（前方後方同時固定） 32 4.19 24.53 0.00% 68.81
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術（肩，上腕，前腕，大腿，下腿，躯幹） 29 1.69 24.48 0.00% 58.76
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方又は後側方固定） 29 3.45 24.97 0.00% 62.83
K082-31 人工関節再置換術（肩，股，膝） 21 5.14 35.24 0.00% 72.90
主に変形性膝関節症・変形性股関節症に対する人工関節置換術が最も多く、再置換術（K082-31）も含め多く行っております。
次いで、変形性脊椎症等に対する脊椎固定術・椎弓切除術・椎弓形成術（K1424・K1422）、軟部組織悪性腫瘍に対する四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術が多くなっております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） 109 6.94 28.53 7.34% 51.08
K6101 動脈形成術、吻合術（頭蓋内動脈） 31 4.03 12.94 0.00% 21.77
K1783 脳血管内手術（脳血管内ステント） 30 3.43 7.37 0.00% 58.27
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所） 28 1.86 21.89 14.29% 60.57
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 23 0.17 11.30 8.70% 80.17
脳腫瘍に対する頭蓋内腫瘍摘出術を最も多く行っております。
他には、脳動脈瘤に対する脳血管内ステント手術・頚部クリッピング手術、もやもや病に対する動脈形成術・吻合術、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術を多く行っております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4073ｲ 顎・口蓋裂形成手術（顎裂を伴う）（片側） 26 2.15 15.69 0.00% 10.46
K4262 口唇裂形成手術（片側）（口唇裂鼻形成を伴う） 22 2.32 7.95 0.00% 10.36
K4263 口唇裂形成手術（片側）（鼻腔底形成を伴う） 22 2.55 7.82 0.00% 7.05
K1002 多指症手術（骨関節、腱の形成を要する） 18 1.06 3.61 0.00% 2.17
K0102 瘢痕拘縮形成手術（その他） 16 1.19 6.38 0.00% 43.38
上位の3手術はいずれも主に口蓋裂に対する手術であり、15歳未満の患者さんが約7割を占めております。
次いで、先天性の多指症に対する手術や瘢痕拘縮に対する手術を多く行っております。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K9132 新生児仮死蘇生術（仮死第２度） 28 0 69.46 28.57% 0
K9131 新生児仮死蘇生術（仮死第１度） 26 0 63.35 23.08% 0
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術（その他） - - - - -
K570-2 経皮的肺動脈弁拡張術 - - - - -
K570-3 経皮的肺動脈形成術 - - - - -
新生児仮死蘇生術は、新生児仮死（出生時に呼吸不全等による低酸素となる病態）に対する手術であり、分娩後直ちに入院加療となるため平均術前日数は0日となっております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は－（ハイフン）の表記にしております。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除） 68 3.88 15.41 1.47% 68.99
K016 動脈（皮）弁術，筋（皮）弁術　 - - - - -
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満） - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満） - - - - -
悪性黒色腫・パジェット病・有棘細胞癌等の皮膚悪性腫瘍に対する切除術が最も多く、皮膚科手術全体の約半数となっております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は－（ハイフン）の表記にしております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用） 109 1.75 3.94 0.00% 75.24
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる） 57 3.02 11.68 0.00% 68.88
K773-5 腹腔鏡下腎悪性腫瘍手術（内視鏡手術用支援機器を用いる） 29 3.10 7.21 0.00% 60.59
K773-2 腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術 27 3.48 9.15 0.00% 68.52
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術（ホルミウムレーザー） 24 1.54 6.00 0.00% 72.54
膀胱癌に対する経尿道的悪性腫瘍手術が最も多く、次いで腹腔鏡下での前立腺癌手術、腹腔鏡下腎癌・尿管癌手術、前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー前立腺切除術を多く行っております。
産科婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K867 子宮頸部（腟部）切除術 84 0.21 1.00 0.00% 37.26
K8982 帝王切開術（選択帝王切開） 61 13.64 8.11 0.00% 35.97
K8981 帝王切開術（緊急帝王切開） 53 13.28 8.08 0.00% 34.98
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 49 2.33 5.14 0.00% 52.47
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術（両側） 46 5.52 12.80 0.00% 57.04
婦人科領域では、子宮頚部高度異形成（将来的に癌になる可能性のある病態）に対する切除術が最も多く、次いで子宮筋腫・上皮内腫瘍等に対する腹腔鏡下膣式子宮全摘術、卵巣癌に対する手術を多く行っております。
産科領域では、ハイリスク妊娠患者さん（分娩に悪影響を及ぼす可能性がある合併症を有する方、40歳以上の初産婦、妊娠22～33週未満の早産等）に対する帝王切開による分娩を多く行っております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他） 405 1.03 4.19 0.00% 72.00
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む） 328 1.75 7.63 0.00% 64.19
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術（その他） 106 1.88 6.27 0.00% 67.75
K2762 網膜光凝固術（その他特殊） 98 1.29 2.88 0.00% 71.87
K2682 緑内障手術（流出路再建術） 63 2.05 8.35 0.00% 67.14
老人性白内障等に対する水晶体再建術、黄斑変性・網膜剥離等に対する硝子体茎顕微鏡下離断術（K2801・K2802)を非常に多く実施しております。
次いで、加齢黄斑変性に対する網膜光凝固術、緑内障手術を多く実施しております。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 67 1.66 8.09 0.00% 45.82
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術（全摘及び亜全摘） 44 2.55 11.98 0.00% 53.16
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術（切除） 42 2.19 6.45 0.00% 56.48
K374 咽頭悪性腫瘍手術 37 3.70 13.51 2.70% 65.46
K3772 口蓋扁桃手術（摘出） 26 0.62 6.85 0.00% 24.96
中耳炎に対する鼓室形成手術、甲状腺癌に対する摘出手術（K4632・K4631)を多く実施しております。
次いで、咽頭癌に対する摘出手術、扁桃炎等に対する手術を多く行っております。
他には、口腔・喉頭領域の悪性腫瘍手術も多く実施しております。
放射線治療科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 11 1.91 2.09 0.00% 71.18
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） 11 13.09 17.73 0.00% 65.00
K509-3 気管支内視鏡的放射線治療用マーカー留置術 - - - - -
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術（ＥＮＢＤ） - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
主に膵癌・肝癌に対する放射線治療を行うための経皮的放射線治療用金属マーカー留置術を多く実施しております。
食道癌患者さんの化学放射線療法に伴う経口摂取困難に対する胃瘻造設術も多く行っております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は－（ハイフン）の表記にしております。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 14 0.07%
異なる 14 0.07%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 142 0.68%
異なる - -
※-（ハイフン）は患者数が10未満（本統計の集計条件に基づく）

平成27年度の全国DPC対象病院の退院患者調査の結果では、全症例に対する敗血症の発生率は0.58％です。本院では入院契機が「同一」のものと「異なる」ものの合計が0.14％であり、全国のDPC対象病院に比べ低い発生率です。本院の平成28年度の平均在院日数は15日ですが、敗血症の平均在院日数は45日と治療に長期を要しております。

手術・処置等の合併症の主なものは以下の通りです。
・血液血管透析シャントの狭窄や機能低下、腹膜透析カテーテルの感染（23％）
・人工関節のゆるみ、感染（19％）
・眼内レンズ脱臼（16％）
・術後感染症（15％）
・手術吻合部の狭窄（8％）
・ペースメーカー植え込み後感染や人工血管感染など、心臓への挿入物・移植片の感染や位置異常（7％）
・薬剤性ショック、術後出血、水晶体核落下、強膜締結術後の機械的合併症　　など
更新履歴
2017/09/27
「病院情報の公表」を掲載いたしました。