平成29年度 京都大学医学部附属病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,373 667 796 1,285 1,886 2,342 4,459 5,086 2,486 296
平成29年度の本院の退院患者の平均年齢は57.8歳でした。
年代別では70歳代が最多で25%、次いで60歳代が22%を占めており、60~70歳代の患者が全体の半数を占めています。
年齢構成の特徴のひとつは、年代別では高齢者が多数を占めているにも関わらず、年齢別では0歳患者が全体で7番目に多いことです。
また、全体の男女比率は男女50%ずつですが、20代後半~40代前半は女性が70~80%と多数を占めていることも特徴です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 処置1あり 501 2.31 2.07 0.00% 61.50
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし 184 6.46 2.68 0.00% 67.47
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 処置2なし 184 20.65 17.16 0.54% 51.89
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 処置2なし 154 25.21 19.65 5.19% 68.01
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全なし) 手術なし 処置2_1あり 定義副傷病なし 85歳未満 87 19.89 14.27 0.00% 65.62
『内科』は、院内標榜科「呼吸器内科」「糖尿病・内分泌・栄養内科」「腎臓内科」「消化器内科」「免疫・膠原病内科」「腫瘍内科」「血液内科」への入院症例が対象。
【030250xx991xxx】は、主に睡眠時無呼吸症候群における、手術を要さない終夜睡眠ポリグラフィー検査入院症例。内科全体の約11.05%。
【060100xx01xx0x】は、主に大腸ポリープにおける、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を実施した入院症例。内科全体の約4.06%。
【070560xx99x0xx】は、主に全身性エリテマトーデス・皮膚筋炎・多発性筋炎における、手術を要さない入院症例。内科全体の約4.06%。
【040110xxxxx0xx】は、主に間質性肺炎における、手術を要さない入院症例。内科全体の約3.40%。
【100070xx99x100】は、主に2型糖尿病における、教育入院症例。内科全体の約1.92%。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010160xx99x10x パーキンソン病 手術なし 処置2あり 定義副傷病なし 100 22.66 20.55 1.00% 68.43
010230xx99x20x てんかん 手術なし 処置2_2あり 定義副傷病なし 74 15.26 14.54 5.41% 38.74
010170xx99x10x 基底核等の変性疾患 手術なし 処置2あり 定義副傷病なし 35 22.00 18.38 5.71% 66.23
010230xx99x00x てんかん 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 27 11.11 6.32 3.70% 42.59
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内,かつ,JCS10未満) 手術なし 処置1なし 処置2_4あり 定義副傷病なし 発症前Rankin Scale 0,1又は2 21 17.48 16.38 23.81% 68.05
『神経内科』は、院内標榜科「脳神経内科」への入院症例が対象。
【010160xx99x10x】は、主にパーキンソン病における、手術を要さないSPECT検査入院症例。脳神経内科全体の約17.36%。
【010230xx99x20x】は、主にてんかんまたはてんかんの疑いにおける、手術を要さないSPECTまたはPET検査入院症例。脳神経内科全体の約12.85%。
【010170xx99x10x】は、主に多系統萎縮症または進行性核上性麻痺における、手術を要さないSPECT検査入院症例。脳神経内科全体の約6.08%。
【010230xx99x00x】は、主にてんかんにおける、手術を要さない検査および観察入院症例。脳神経内科全体の約4.69%。
【010060x2990401】は、主に発症3日目以内の脳梗塞における、薬剤「エダラボン」を使用した入院症例。脳神経内科全体の約3.65%。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 処置2なし 439 7.89 5.30 0.46% 65.91
050050xx02000x 狭心症,慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 処置等1_なし,1,2あり 処置2なし 定義副傷病なし 159 5.65 4.62 1.89% 71.59
050050xx99100x 狭心症,慢性虚血性心疾患 手術なし 処置等1_1あり 処置2なし 定義副傷病なし 93 4.19 3.03 0.00% 71.25
050130xx99000x 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 88 14.98 17.71 5.68% 76.98
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 処置等1_なし,1,3あり 処置2なし 定義副傷病なし 81 12.12 11.21 2.47% 75.51
【050070xx01x0xx】は、主に心房細動における、経皮的カテーテル心筋焼灼術を実施した入院症例。循環器内科全体の約25.51%。
【050050xx02000x】は、主に狭心症における、経皮的冠動脈形成術を実施した入院症例。循環器内科全体の約9.24%。
【050050xx99100x】は、主に狭心症における、心臓カテーテル検査を実施した入院症例。循環器内科全体の約5.40%。
【050130xx99000x】は、主に心不全における、手術を要さない入院症例。循環器内科全体の約5.11%。
【050210xx97000x】は、主に房室ブロックまたは洞不全症候群における、ペースメーカの移植または交換の手術を実施した入院症例。循環器科全体の約4.71%。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx9908xx 脳腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_8あり 41 2.39 18.31 0.00% 6.22
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 処置1あり 35 2.00 2.20 0.00% 4.06
010230xx99x00x てんかん 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 34 6.35 6.32 0.00% 5.09
140010x199x00x 妊娠期間短縮,低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 32 10.72 6.18 0.00% 0.00
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症,心房中隔欠損症を除く)(1歳以上) 手術なし 処置1あり 処置2なし 28 3.14 4.32 0.00% 7.68
『小児科』は、院内標榜科の「小児科」「未熟児センター」「NICU」への入院症例が対象。
【010010xx9908xx】は、主に手術を要さない「ベバシズマブ」を使用した入院症例。小児科全体の約4.41%。
【080270xxxx1xxx】は、主に食物アレルギーにおける、アレルギー負荷検査入院症例。小児科全体の約3.77%。
【010230xx99x00x】は、主にてんかんまたはてんかんの疑いにおける、検査入院症例。小児科全体の約3.66%。
【140010x199x00x】は、主に新生児一過性多呼吸における、手術を要さない検査および観察入院症例。小児科全体の約3.44%。
【14031xx09910xx】は、主に先天性心疾患における、心臓カテーテル検査を実施した入院症例。小児科全体の約3.01%。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060570xx99xxxx その他の消化管の障害 手術なし 88 1.24 7.53 0.00% 34.09
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む) その他の手術あり 処置2なし 77 4.54 11.44 1.30% 71.42
140460xx99x0xx 胆道の先天異常(閉鎖症) 手術なし 処置2なし 76 9.26 5.29 1.32% 9.29
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除,亜全切除又は悪性腫瘍手術等 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 62 3.22 15.61 1.61% 70.13
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 処置2_4あり 定義副傷病なし 62 6.47 4.49 0.00% 51.56
『外科』は、院内標榜科の「肝胆膵・移植外科」「小児外科」「消化管外科」「乳腺外科」への入院症例が対象。
【060570xx99xxxx】は、主に肝機能障害における、手術を要さない検査入院症例。外科全体の約4.89%。
【060050xx97x0xx】は、主に肝細胞癌における、動脈塞栓術を実施した入院症例。外科全体の約4.28%。
【140460xx99x0xx】は、主に小児の胆道閉鎖症における、手術を要さない検査入院症例。外科全体の約4.23%。
【060035xx01000x】は、主に結腸癌における、結腸切除術を実施した入院症例。外科全体の約3.45%。
【090010xx99x40x】は、主に乳癌における、手術を要さない「ゲムシタビン塩酸塩」「シクロフォスファミド+塩酸エピルビシン」「パクリタキセル」「ドセタキセル水和物」薬剤を使用された入院症例。外科全体の約3.45%。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む) 人工関節再置換術等 101 24.69 25.09 0.00% 73.88
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死,股関節症(変形性を含む) 人工関節再置換術等 90 26.39 23.14 0.00% 59.70
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く) 手術なし 処置2_3あり 41 8.20 10.35 0.00% 43.29
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 処置1なし 定義副傷病なし 33 6.91 5.80 0.00% 47.15
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む) 腰部骨盤,不安定椎 脊椎固定術,椎弓切除術,椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む) 前方椎体固定等 処置2なし 30 24.87 21.70 0.00% 71.37
【070230xx01xxxx】は、主に原発性膝関節症における、人工関節置換術を実施した入院症例。整形外科全体の約12.26%。
【07040xxx01xxxx】は、主に原発性股関節症における、人工関節置換術を実施した入院症例。整形外科全体の約10.92%。
【070041xx99x3xx】は、主に悪性軟部腫瘍における、手術を要さない化学療法入院症例。整形外科全体の約4.98%。
【070010xx010x0x】は、主に四肢の良性腫瘍における、腫瘍切除術を実施した入院症例。整形外科全体の約4.00%。
【070343xx01x0xx】は、主に腰部脊柱管狭窄症における、脊椎固定術・椎弓切除術・椎弓形成術を実施した入院症例。整形外科全体の約3.64%。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140140xxxxxxxx 口蓋・口唇先天性疾患 137 12.53 9.64 0.00% 8.04
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 処置2なし 18 19.56 10.15 0.00% 49.50
140490xx971xxx 手足先天性疾患 手術あり 処置1あり 18 5.56 9.67 0.00% 4.28
140490xx970xxx 手足先天性疾患 手術あり 処置1なし 14 5.29 7.55 0.00% 5.07
070570xx972xxx 瘢痕拘縮 その他の手術あり 処置等1_2あり 13 18.00 9.31 0.00% 42.46
【140140xxxxxxxx】は、主に口蓋裂における、小児の入院症例。形成外科全体の約29.65%。
【090010xx02x0xx】は、主に乳癌における、乳房切除術を実施した入院症例。形成外科全体の約3.90%。
【140490xx971xxx】は、主に先天性の多合指(趾)における、多指症手術及び植皮術を実施した小児の入院症例。形成外科全体の約3.90%。
【140490xx970xxx】は、主に先天性の多合指(趾)における、多指症手術を実施した小児の入院症例。形成外科全体の約3.03%。
【070570xx972xxx】は、主に皮膚のケロイドにおける、皮弁作成術を実施した入院症例。形成外科全体の約2.81%。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx9908xx 脳腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_8あり 160 7.83 18.31 1.88% 51.49
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 処置1あり 処置2なし 108 3.43 3.14 0.00% 60.92
010070xx99020x 脳血管障害 手術なし 処置1なし 処置2_2あり 定義副傷病なし 75 4.84 5.47 0.00% 29.68
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 57 14.70 19.10 29.82% 55.84
010070xx9912xx 脳血管障害 手術なし 処置1あり 処置2_2あり 57 8.47 5.62 1.75% 28.19
【010010xx9908xx】は、主に脳腫瘍における、手術を要さない薬剤「ベバシズマブ」を使用した入院症例。脳神経外科全体の約12.59%。
【010030xx9910xx】は、主に脳動脈瘤における、手術を要さない動脈造影カテーテル検査入院症例。脳神経外科全体の約8.50%。
【010070xx99020x】は、主にもやもや病および内頚動脈狭窄症における、手術を要さないSPECTまたはPET検査入院症例。脳神経外科全体の約5.90%。
【010040x099x00x】は、主に脳動静脈奇形および脳皮質下出血における、手術を要さない検査および観察入院症例。脳神経外科全体の約4.48%。
【010070xx9912xx】は、主にもやもや病および内頚動脈狭窄症における、手術を要さない動脈造影カテーテル検査入院症例。脳神経外科全体の約4.48%。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 処置2なし 272 13.36 12.35 0.00% 66.06
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1あり 処置2なし 96 2.50 3.59 0.00% 67.31
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 処置2なし 39 12.38 19.65 0.00% 55.79
180041xxxxxxxx 移植臓器および組織の不全および拒絶反応 30 21.13 9.95 0.00% 44.30
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_4あり 定義副傷病なし 25 10.92 11.99 0.00% 69.8
【040040xx97x0xx】は、主に肺癌における、肺悪性腫瘍手術を実施した入院症例。呼吸器外科全体の約38.15%。
【040040xx9910xx】は、主に肺癌または肺癌の疑いにおける、手術を要さない検査入院症例。呼吸器外科全体の約13.46%。
【040110xxxxx0xx】は、主に間質性肺炎における、人工呼吸器を使用しない入院症例。呼吸器外科全体の約5.47%。
【180041xxxxxxxx】は、主に肺移植拒絶反応における、検査および治療目的入院症例。呼吸器外科全体の約4.21%。
【040040xx99040x】は、主に肺癌における、手術を要さない化学療法入院症例。呼吸器外科全体の約3.51%。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 処置1なし 処置2_1あり 定義副傷病なし 33 25.24 23.93 6.06% 57.91
050163xx9910xx 非破裂性大動脈瘤,腸骨動脈瘤 手術なし 処置等1_1あり 処置2なし 24 7.29 4.56 0.00% 73.17
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤,腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む) 腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)等 処置2_1あり 20 23.10 21.40 0.00% 68.40
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 処置2_1あり 定義副傷病なし 18 37.67 28.04 33.33% 66.28
050080xx9701xx 弁膜症(連合弁膜症を含む) その他の手術あり 処置等1_なし,1あり 処置2_1あり 16 26.75 21.63 6.25% 85.63
【050080xx01010x】は、主に大動脈弁狭窄症における、弁置換術を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心臓血管外科全体の約9.97%。
【050163xx9910xx】は、主に胸部または腹部の大動脈瘤における、手術を要さない心臓カテーテル検査入院症例。心臓血管外科全体の約7.25%。
【050163xx02x1xx】は、主に腹部大動脈瘤における、大動脈瘤切除術を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心臓血管外科全体の約6.04%。
【050161xx97x10x】は、主に解離性大動脈瘤における、大動脈瘤切除術を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心臓血管外科全体の約5.44%。
【050080xx9701xx】は、主に大動脈弁狭窄症における、経カテーテル大動脈弁置換術を実施した中心静脈注射または人工呼吸器を伴う入院症例。心臓血管外科全体の約4.83%。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080005xx99x2xx 黒色腫 手術なし 処置2_2あり 81 4.74 0.00% 67.22
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 処置2なし 28 13.50 8.50 3.57% 72.32
110100xx99x10x 精巣腫瘍 手術なし 処置2あり 定義副傷病なし 26 3.88 12.98 0.00% 73.19
03001xxx99x4xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 処置2_4あり 24 8.17 13.33 0.00% 77.29
080190xxxxxxxx 脱毛症 21 3.00 3.60 0.00% 42.90
【080005xx99x2xx】は、主に悪性黒色腫における、手術を要さない薬剤「ニボルマブ」を使用した入院症例。皮膚科全体の約16.56%。
【080006xx01x0xx】は、主に有棘細胞癌または基底細胞癌における、切除手術を実施した入院症例。皮膚科全体の約5.73%。
【110100xx99x10x】は、主に陰のうパジェット病における、化学療法を実施した入院症例。皮膚科全体の約5.32%。
【03001xxx99x4xx】は、主に頭部血管肉腫における、化学療法を実施した入院症例。皮膚科全体の約4.91%。
【080190xxxxxxxx】は、主に円形脱毛症における、ステロイド療法入院症例。皮膚科全体の約4.29%。

※【080005xx99x2xx】は、厚生労働省保険局医療課より公表された資料「平均在院日数の全国値」において、件数が発生しない診断群分類であったため「平均在院日数(全国)」欄が空白となっている。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 処置1なし 処置2なし 101 8.27 7.31 0.00% 75.39
110080xx99030x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_3あり 定義副傷病なし 83 8.34 14.81 0.00% 69.90
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 処置2なし 72 16.03 12.92 0.00% 68.79
110080xx9905xx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_5あり 53 5.98 10.64 0.00% 68.79
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 処置1あり 42 2.71 2.67 0.00% 69.76
【110070xx0200xx】は、主に膀胱癌における、経尿道的悪性腫瘍手術を実施した入院症例。泌尿器科全体の約11.31%。
【110080xx99030x】は、主に前立腺癌における、手術を要さない化学療法入院症例。泌尿器科全体の約9.29%。
【110080xx01x0xx】は、主に前立腺癌における、腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術を実施した入院症例。泌尿器科全体の約8.06%。
【110080xx9905xx】は、主に前立腺癌における、手術を要さない薬剤「カバジタキセル アセトン付加物 (ジェブタナ) 」を使用した入院症例。泌尿器科全体の約5.94%。
【110080xx991xxx】は、主に前立腺癌における、前立腺針生検検査を実施した入院症例。泌尿器科全体の約4.70%。
産科婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 処置2_4あり 定義副傷病なし 305 5.21 4.98 0.00% 56.95
12002xxx99x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 処置2なし 157 3.65 9.46 0.00% 5.14
140010x199x00x 妊娠期間短縮,低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 136 7.08 6.18 0.00% 0.00
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 処置2_5あり 定義副傷病なし 82 3.77 4.75 0.00% 66.30
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 処置2なし 67 14.03 12.94 0.00% 54.42
【12002xxx99x40x】は、主に子宮頸癌・子宮内膜癌における、手術を要さない化学療法入院症例。産科婦人科全体の約13.96%。
【12002xxx99x0xx】は、主に子宮癌・子宮頸部高度異形成・子宮頸部上皮内腫瘍における、手術を要さない検査入院症例。産科婦人科全体の約7.19%。
【140010x199x00x】は、新生児(NICU・GCU入院対象外)の一過性多呼吸等における、手術を要さない検査および観察入院症例。産科婦人科全体の約6.22%。
【120010xx99x50x】は、主に卵巣癌における、手術を要さない薬剤「カルボプラチン+ドセタキセル水和物」を使用した入院症例。産科婦人科全体の約3.75%。
【12002xxx01x0xx】は、主に子宮頸癌・子宮内膜癌における、子宮悪性腫瘍手術を実施した入院症例。産科婦人科全体の約3.07%。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020200xx99x4xx 黄斑,後極変性 手術なし 処置2_4あり 725 3.00 2.47 0.14% 77.26
020110xx97xxx1 白内障,水晶体の疾患 手術あり 両眼 188 7.24 5.90 0.00% 72.63
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 180 11.37 8.51 0.00% 68.41
020350xx99x1xx 脈絡膜の疾患 手術なし 処置2あり 175 3.00 2.71 0.00% 71.02
020110xx97xxx0 白内障,水晶体の疾患 手術あり 片眼 174 5.21 2.85 0.00% 72.32
【020200xx99x4xx】は、主に黄斑変性症における、手術を要さない薬剤「アフリベルセプト」「ラニブズマブ」を使用した入院症例。眼科全体の約31.94%。
【020110xx97xxx1】は、主に白内障における、両眼の手術入院症例。眼科全体の約8.28%。
【020220xx97xxx0】は、主に緑内障における、片眼のみの手術入院症例。眼科全体の約7.93%。
【020350xx99x1xx】は、主に黄斑部浮腫における、手術を要さない薬剤「アフリベルセプト」「ラニブズマブ」を使用した入院症例。眼科全体の約7.71%。
【020110xx97xxx0】は、主に白内障における、片眼のみの手術入院症例。眼科全体の約7.67%。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 処置1なし 処置2なし 定義副傷病なし 124 17.68 13.70 0.00% 66.10
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 処置2なし 59 13.73 9.20 1.69% 55.61
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫 鼓室形成手術 53 9.81 8.90 0.00% 56.55
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり 45 7.87 7.58 0.00% 48.69
030230xxxxxxxx 扁桃,アデノイドの慢性疾患 29 7.90 8.01 0.00 23.66
『耳鼻いんこう科』は、院内標榜科の「耳鼻咽喉科・頭頸部外科」への入院症例が対象。
【03001xxx01000x】は、主に咽頭癌・歯肉癌・舌癌における、化学療法および放射線療法を伴わない悪性腫瘍手術を実施した入院症例。耳鼻いんこう科全体の約16.56%。
【100020xx01x0xx】は、主に甲状腺癌における、化学療法および放射線療法を伴わない悪性腫瘍手術を実施した入院症例。耳鼻いんこう科全体の約7.88%。
【030440xx01xxxx】は、主に真珠腫・化膿性中耳炎における、鼓室形成手術を実施した入院症例。耳鼻いんこう科全体の約7.08%。
【030150xx97xxxx】は、主に耳下腺多形腺腫・下咽頭良性腫瘍・鼻腔乳頭腫における、腫瘍摘出手術入院症例。耳鼻いんこう科全体の約6.01%。
【030230xxxxxxxx】は、主に扁桃肥大・慢性扁桃炎における、口蓋扁桃手術(摘出)入院症例。耳鼻いんこう科全体の約3.87%。
放射線科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100020xx99x5xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 処置2_5あり 43 5.00 8.70 0.00% 52.00
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 処置2_2あり 42 5.19 6.51 0.00% 60.52
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む) 手術なし 処置2_4あり 定義副傷病なし 40 7.95 9.69 0.00% 69.98
06007xxx9903xx 膵臓,脾臓の腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2_3あり 40 24.43 31.53 2.50% 68.15
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む) 手術なし 処置2_3あり 定義副傷病なし 31 22.26 20.41 0.00% 67.84
『放射線科』は、院内標榜科の「放射線治療科」への入院症例が対象。
【100020xx99x5xx】は、主に甲状腺癌における、手術を要さないI131内用療法実施、薬剤「タイロゲン筋注用」使用入院症例。放射線治療科全体の約11.26%。
【100020xx99x2xx】は、主に甲状腺癌における、手術を要さないI131内用療法実施入院症例(「タイロゲン筋注用」使用なし)。放射線治療科全体の約10.99%。
【060010xx99x40x】は、主に食道癌における、手術を要さない放射線療法を実施しない化学療法入院症例。放射線治療科全体の約10.47%。
【06007xxx9903xx】は、主に膵癌における、手術を要さない放射線療法を実施した化学療法入院症例。放射線治療科全体の約10.47%。
【060010xx99x30x】は、主に食道癌における、手術を要さない放射線療法を実施した化学療法入院症例。放射線治療科全体の約8.12%。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
170020xxxxxx0x 精神作用物質使用による精神および行動の障害 定義副傷病なし 54 1.24 2.66 0.00% 24.37
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 処置2なし 定義副傷病なし 41 4.54 7.34 14.63% 53.02
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病なし 27 9.26 12.34 25.93% 77.19
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 18 3.22 5.15 0.00% 70.11
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 処置2なし 定義副傷病なし 15 6.47 9.68 20.00% 67.20
『救急科』は、院内標榜科の「初期診療・救急科」への入院症例が対象。
【170020xxxxxx0x】は、主に急性アルコール中毒における、緊急入院症例。救急科全体の約10.36%。
【160100xx99x00x】は、主に頭部外傷における、手術を要さない検査および観察入院症例。救急科全体の約7.87%。
【110310xx99xx0x】は、主に急性腎盂腎炎・尿路感染症における、手術を要さない緊急入院症例。救急科全体の約5.18%。
【030400xx99xxxx】は、主にめまい症における、手術を要さない緊急入院症例。救急科全体の約3.45%。
【160100xx97x00x】は、主に頭部外傷における、創傷処理手術を実施した入院症例。救急科全体の約2.88%。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 29 24 30 39 80 43 1 7
大腸癌 27 38 81 72 26 51 1 7
乳癌 96 109 45 - 12 60 1 6,7
肺癌 226 60 90 161 67 152 1 7
肝癌 17 18 21 19 63 186 1 6,7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
※-(ハイフン)は患者数が10未満(本統計の集計条件に基づく)
※本統計を参照する際は以下の点にご注意下さい。
 ・入院患者に限る(外来患者を含まない)。
 ・本院で治療を受けたのべ入院患者数について集計しており、実人数ではない。

胃癌の手術は全ステージで内視鏡・腹腔鏡による手術が90~100%を占めています。

大腸癌の手術はステージの進行につれ、また再発の場合に開腹手術の割合が高くなる傾向があります。ステージⅠの開腹手術は8%ですが、ステージⅣでは25%、再発の場合は40%を占めています。

乳癌の手術は乳房を切除する範囲により、部分切除術(がんの存在する部分だけを切除)と全切除術(乳房全体を切除)に大きく分かれ、いずれの場合も腋窩リンパ節郭清を行う場合と行わない場合があります。
部分切除術と全切除術の割合は、ステージⅠが部分切除術61%/全切除術39%、ステージⅡが22%/78%、ステージⅢが7%/93%でした。
腋窩リンパ節郭清を行った割合は、ステージⅠが5%、ステージⅡが35%、ステージⅢが100%でした。
なお、ステージⅢの腋窩リンパ節郭清実施割合が100%であるのは、術前検査により腋窩リンパ節への転移が判明しているためです。

肺癌の手術は、胸腔鏡手術の割合がステージⅠでは96%、ステージⅡでは63%、ステージⅢでは37%でした。
手術の内容は、切除範囲が小さいものから部分切除術・区域切除術・肺葉切除術、片側全摘術となり、また、気管支形成を伴うもの、隣接臓器合併切除を伴うもの、などに分けられます。
ステージⅠでは肺葉切除術が60%・区域切除術が29%を、ステージⅡでは肺葉切除術が74%・気管支形成を伴うものが21%を、ステージⅢでは肺葉切除術が75%・気管支形成を伴うものが18%・片側全摘術が6%を占めました。

肝癌は再発の症例が多い事が特徴です。
再発症例に対して行われた手術は、血管塞栓術やラジオ波焼灼療法など、肝臓を切除しない治療が96%を占めました。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 25 16.04 53.32
中等症 104 17.06 73.36
重症 35 21.57 82.40
超重症 20 15.00 76.40
不明 - - -
※-(ハイフン)は患者数が10未満(本統計の集計条件に基づく)
※重症度については下記の「重症度の判定方法について」を参照
※成人とは20歳以上をいう

本院での成人市中肺炎は中等症が57%と半数以上を占めています。
年齢については、本院における平成29年度の成人患者の平均年齢は63歳でしたが、それに比べ中等症以上の平均年齢は10~19歳高く、肺炎は高齢者が罹患しやすく重症化しやすい事がわかります。
男女の比率については、全体では男性63%女性37%ですが、重症と超重症では男性がそれぞれ77%、70%を占めています。

■重症度の判定方法について■
重症度の判定はA-DROPスコアに基づく。
【評価項目】 
  ・Age(年齢):男性70歳以上、女性75歳以上
  ・Dehydration(脱水):BUN 21mg/dL以上または脱水あり
   ・Respiration(呼吸):SpO2<=90%(PaO2 60Torr 以下)
  ・Orientation(意識障害):意識障害あり
   ・Pressure(収縮期血圧):収縮期血圧90 mmHg以下
【判定】
  ・該当する項目1つにつき1点とし、合計点で重症度を判定する。(5点満点)
    軽症:0点の場合。
    中等症:1~2点の場合。
    重症:3点の場合。
    超重症:4~5点の場合。ただし、ショックがあれば1点でも超重症とする。
    不 明:重症度分類の各因子が1つでも不明な場合。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 141 21.90 73.68 30.95%
その他 27 22.11 71.78 3.57%
男女の比率は発症日から「3日以内」「その他」のいずれも男性60%、女性40%でした。
主となる治療方法は発症日からの日数により大きく異なり、「3日以内」の場合は薬物治療(血栓溶解療法、脳保護薬の投与)が59%、手術治療が11%を占めています。なお、行われた手術の80%はカテーテル手術でした。
一方、「その他」の場合はリハビリ治療が63%、薬物治療(脳保護薬の投与)が7%を占めています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 193 1.50 4.45 0.00% 67.98
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 67 11.30 12.94 11.94% 68.93
K610-3 内シャント設置術 64 7.42 13.66 0.00% 66.69
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 64 1.55 7.11 0.00% 70.44
K682-3 内視鏡的経鼻胆管ドレナージ術(ENBD) 64 2.69 16.58 1.56% 71.17
主に消化器内科にて行われる、結腸ポリープに対する内視鏡による切除術、膵癌に伴う胆道閉塞等に対する内視鏡的胆道ステント留置術や経鼻胆管ドレナージ術、早期胃癌に対する内視鏡による早期悪性腫瘍粘膜下層術を多く実施しております。
他には、腎臓内科で行われる人工腎臓用の内シャント設置術も多く実施しております。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 12 22.08 19.08 41.67% 71.00
K0811 人工骨頭挿入術(股) - - - - -
K1812 脳刺激装置植込術(両側) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K0461 骨折観血的手術(大腿) - - - - -
神経内科入院での胃瘻造設術は、筋萎縮性側索硬化症やパーキンソン病に伴い経口による食事摂取ができない患者さんに対し実施しております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は‐(ハイフン)の表記にしております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 382 2.23 5.24 0.52% 68.02
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 167 2.60 4.76 2.40% 72.54
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 75 2.20 5.73 5.33% 74.81
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 65 1.65 3.52 0.00% 54.37
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 39 5.05 7.85 2.56% 78.21
K5951、K5952はいずれも心房細動・心房頻拍に対する手術であり、多くの患者さんが短期入院で手術を受けられています。
また、狭心症に対する経皮的冠動脈ステント留置術、下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管拡張術・血栓除去術、房室ブロック等に対するペースメーカー移植術も多く実施しています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 20 0.00 45.65 5.00% 0.00
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 19 0.00 25.32 15.79% 0.00
K570-3 経皮的肺動脈形成術 11 1.09 4.09 9.09% 4.55
K5622 動脈管開存症手術(動脈管開存閉鎖術(直視下)) - - - - -
K570-2 経皮的肺動脈弁拡張術 - - - - -
新生児仮死蘇生術は、新生児仮死(出生時に呼吸不全等により低酸素となる病態)に対する手術であり、分娩後直ちに入院加療となるため平均術前日数が0日となっております。
他には、肺動脈狭窄症・肺高血圧症等に対する経皮的肺動脈形成術を多く実施しております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は‐(ハイフン)の表記にしております。

外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 60 4.88 13.87 1.67% 69.33
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 55 1.75 5.05 1.82% 65.13
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 51 0.20 7.94 3.92% 63.94
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 48 0.06 5.44 0.00% 56.94
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 47 1.74 9.64 2.13% 71.70
消化管外科において大腸癌に対する腹腔鏡下手術、肝胆膵・移植外科において胆のう結石等に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術を多く実施しております。
乳腺外科において行われる乳癌に対する乳腺悪性腫瘍手術は、入院日数が短く早期退院ができるため、年間に多くの患者さんの加療が可能となっております。
他には、肝胆膵・移植外科にて行われる肝細胞癌に対する血管塞栓術も多く実施しております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(肩、股、膝) 212 2.33 23.05 0.00% 66.99
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹) 28 1.18 4.04 0.00% 58.71
K1424 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(前方後方同時固定) 26 4.04 20.96 0.00% 67.81
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方又は後側方固定) 25 4.04 39.72 8.00% 53.16
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術(肩、上腕、前腕、大腿、下腿、躯幹) 23 1.70 20.30 0.00% 60.26
変形性膝関節症・変形性股関節症に対する人工関節置換術を最も多く実施しております。
他に軟部組織腫瘍に対する摘出手術、変形性脊椎症等に対する脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術も多く実施しております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4073イ 顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴う)(片側) 23 2.04 15.17 0.00% 10.43
K4262 口唇裂形成手術(片側)(口唇裂鼻形成を伴う) 22 2.14 7.86 0.00% 13.95
K4263 口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う) 21 2.33 7.62 0.00% 3.10
K4261 口唇裂形成手術(片側)(口唇のみ) 15 1.80 6.33 0.00% 8.13
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) 13 1.00 6.92 0.00% 11.08
上位4手術は口蓋裂・口唇裂に対する手術であり、15歳未満の患者さんが7割を占めております。
他には、頭頚部の母斑・良性腫瘍に対する摘出手術を多く実施しております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 94 6.52 29.57 11.70% 53.97
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈) 46 3.80 14.48 0.00% 17.22
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 28 0.14 6.86 7.14% 75.96
K1783 脳血管内手術(脳血管内ステント) 25 1.56 9.12 0.00% 59.12
K1781 脳血管内手術(1箇所) 22 2.45 11.45 9.09% 61.32
脳腫瘍に対する頭蓋内腫瘍摘出術を最も多く実施しております。
他には、もやもや病に対する動脈形成術、慢性硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術、脳動脈瘤に対する脳血管内手術を多く実施しております。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 122 3.14 10.11 0.00% 66.80
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) 62 3.21 9.61 0.00% 68.69
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 60 2.48 6.17 0.00% 63.77
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 25 3.12 7.36 0.00% 56.96
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 20 4.35 16.00 0.00% 64.30
上位の3手術はいずれも肺癌に対する手術であり、患者さんの体への負担が少ない胸腔鏡下での手術となっております。
他には、腫瘍等の診断目的で組織採取を行う胸腔鏡下試験切除術、肺癌に対する開胸手術も多く実施しております。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5551 弁置換術(1弁) 26 9.77 19.15 7.69% 60.69
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)) 20 5.25 17.75 0.00% 66.80
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) 15 13.07 12.47 6.67% 86.20
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 13 9.69 23.77 0.00% 67.77
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 13 8.38 11.62 0.00% 76.77
大動脈弁狭窄症等に対する弁置換術、経皮的大動脈弁置換術を多く実施しております。
他には、腹部大動脈瘤に対する大動脈瘤切除術やステントグラフト内挿術、狭心症・心筋梗塞に対するバイパス手術を多く実施しております。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 51 2.90 11.12 1.96% 75.91
K0152 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25~100cm2未満) - - - - -
K0151 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) - - - - -
K016 筋(皮)弁術、動脈(皮)弁術 - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) - - - - -
悪性黒色腫・パジェット病・有棘細胞癌等の皮膚悪性腫瘍に対する切除術が最も多く実施されております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は‐(ハイフン)の表記にしております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 89 2.00 5.51 0.00% 75.91
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 73 2.99 12.05 0.00% 66.88
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術(ホルミウムレーザー) 36 1.89 6.11 0.00% 71.92
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 32 4.84 10.06 0.00% 70.22
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) 16 1.81 3.13 0.00% 68.94
膀胱癌に対する経尿道的悪性腫瘍手術が最も多く、次いで腹腔鏡下での前立腺癌手術を多く実施しております。
他には、前立腺肥大症に対する経尿道的レーザー切除術、腎癌・尿管癌に対する腹腔鏡下での摘出手術、膀胱結石に対する経尿道的摘出術を多く実施しております。
産科婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 93 2.49 5.52 0.00% 50.47
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 71 16.24 8.75 0.00% 34.41
K867 子宮頸部(腟部)切除術 57 0.12 1.96 0.00% 37.93
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 47 2.09 5.30 0.00% 40.94
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 44 7.77 7.93 0.00% 36.45
婦人科領域では、子宮筋腫・上皮内腫瘍等に対する腹腔鏡下での膣式子宮全摘術が最も多く、次いで子宮頚部高度異形成(将来的に癌になる可能性のある病態)に対する切除術、卵巣の良性腫瘍に対する腹腔鏡下での摘出手術を多く実施しております。
産科領域では、ハイリスク妊娠患者さん(分娩に悪影響を及ぼす可能性がある合併症を有する方、40歳以上の初産婦、妊娠22~33週未満の早産等)に対する帝王切開による分娩を多く実施しております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 377 1.76 7.08 0.00% 65.66
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他) 356 1.23 4.13 0.00% 72.40
K2683 緑内障手術(濾過手術) 95 1.95 11.35 0.00% 67.06
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 88 1.75 6.55 1.14% 64.83
K2762 網膜光凝固術(その他特殊) 87 1.51 2.84 0.00% 66.85
黄斑変性・網膜剥離等に対する硝子体茎顕微鏡下離断術(K2801・K2802)、老人性白内障等に対する水晶体再建術を非常に多く実施しております。
他には、緑内障手術、加齢黄斑変性に対する網膜光凝固術を多く実施しております。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 63 1.60 7.06 0.00% 52.94
K374 咽頭悪性腫瘍手術 50 6.84 15.14 0.00% 68.02
K4631 甲状腺悪性腫瘍手術(切除) 31 2.23 8.48 0.00% 59.94
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 30 0.03 7.20 0.00% 24.00
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘) 27 2.33 12.93 3.70% 50.52
真珠腫・中耳炎に対する鼓室形成術、咽頭癌に対する摘出手術、甲状腺癌に対する摘出手術、扁桃炎に対する扁桃摘出術を多く実施しております。
他にも、口腔・喉頭領域の悪性腫瘍手術を多く実施しております。
放射線科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K007-2 経皮的放射線治療用金属マーカー留置術 21 1.43 2.62 0.00% 73.86
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
K509-3 気管支内視鏡的放射線治療用マーカー留置術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
膵癌・肝癌に対する放射線治療を行うための経皮的放射線治療用金属マーカー留置術を多く実施しております。

※「病院情報の公表」の集計条件に基づき、患者数が10未満の数値の場合は‐(ハイフン)の表記にしております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 16 0.08%
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 108 0.52%
異なる - -
※-(ハイフン)は患者数が10未満(本統計の集計条件に基づく)

平成28年度の全国DPC対象病院の退院患者調査の結果では、全症例に対する敗血症の発生率は0.57%ですが、平成29年度の本院の敗血症(入院契機が「同一」の場合のみ)の発生率は0.08%であり、全国のDPC対象病院に比べ低い発生率でした。
治療に要した日数については、本院の平成29年度の全疾患の平均在院日数は14日ですが、敗血症(入院契機が「同一」の場合のみ)は49日と長期間の治療が必要でした。
また、敗血症(入院契機が「同一」の場合のみ)の男女の比率については、男性の割合が多くが69%でした。

「手術・処置等の合併症」の主なものは以下の通りでした。
 心臓および血管の移植物、挿入物等の合併症(38%)
   例)透析シャント狭窄・閉塞・機能低下、ペースメーカ・除細動器植え込み後感染症  など
 手術・処置に合併する出、感染症、手術創の離開など(20%)
   例)術後創部感染・膿瘍 など
 骨や関節の移植物、挿入物等の合併症(18%)
   例)人工関節のゆるみ・脱臼・感染 など
 眼の移植物、挿入物等の合併症(16%)
   例)眼内レンズ脱臼・偏位 など
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