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患者の皆様へ

 当科の診療内容については、 京都大学医学部附属病院放射線診断科のページを ご覧下さい。

研究に関するお知らせ

 京大病院では画像診断のさらなる発展のため、 検査結果の画像や所見を後日研究目的で使用する場合があります。 このような研究は医の倫理委員会の審査を受け、 承認された後に関連の研究倫理指針に従って実施されます。

以上をご理解の上、検査をお受けください。

 ご自身の医療画像の研究使用をご承諾いただけない場合は email までお伝えください。 拒否された場合には検査結果が研究に用いられることはなく、 拒否されたことにより不利益を被ることもありません。

臨床研究一覧

FDG-PET/CTとMRIによる乳癌サブタイプの術前診断

実施責任者:富樫 かおり
概要:近年、乳癌の治療はサブタイプに準拠した全身療法の選択を最重要とする共通見解が得られ、 病型診断が必須となった。本研究では、FDG-PET/CTやMRIなどの画像診断による病型診断の成績を明らかとする。 また、画像や臨床情報の組み合わせにより、診断に役立つ情報を模索する。

US ガイド下ラジオ波焼灼術におけるソナゾイド造影超音波の有用性検討

実施責任者:柴田 登志也
概要:小肝細胞癌に対してラジオ波焼灼術(RFA)を施行する場合、 従来のB-mode USと比較してソナゾイド造影USがRFA施行時に、どの程度有用であるかを4段階で評価、 また有用であると判断した理由についての考察などを後ろ向きに検討する。

術前FDG-PETによる原発性GISTの術後再発予測

実施責任者:富樫 かおり
概要:局所限局性原発性GIST患者において、術前FDG-PET(PET/CT)およびCT が術後再発予測に寄与するかについて、該当患者の画像データおよび診療録をもとに後ろ向きに検討する。

大腸癌患者における二相性FDG-PET/CT;早期遅延相の有用性について

実施責任者:富樫 かおり
概要:早期遅延相は、通常のPET/CT検査の撮像後に約10分間の撮像時間の延長のみで得られる、 安全かつ簡便な撮像手段であり、日常臨床でしばしば行われている。 本研究では、大腸の集積の鑑別および大腸癌の病期診断において、 この早期遅延相が通常の遅延相と同等の診断的価値があるかどうかを検討するものである。

FDG-PET/CT検査プロトコルにおける絶食4時間の適切性に関する研究

実施責任者:富樫 かおり
概要:FDGを用いた腫瘍PET検査では、血糖やインスリンの上昇により腫瘍に取込まれるFDGが減少するため、検査前は最低4時間の絶食が必要とされる。しかし4時間以上の絶食が守られていても全身の筋肉への集積が目立つ画像、つまりインスリンの影響を受けた画像に遭遇することがある。こうした画像がどのような要因で生じやすいのか、PET/CT検査を受けた患者の検査結果を元に調査する。

小児非ホジキンリンパ腫に対するFDG-PETの有用性

実施責任者:富樫 かおり
概要:小児非ホジキン悪性リンパ腫患者に対するFDG-PET検査の有用性に関するエビデンスの蓄積を目的とし、病期診断、治療終了時点における評価、および再発の有無に関するFDG-PET診断能を、該当患者の診療録をもとに後ろ向きに検討する。

コンピュータ支援画像診断システム開発とその検証

実施責任者:富樫 かおり
概要:CT等の画像機器から生じるデータ量の増大に対応すべく、画像診断支援システムを開発し、その動作検証を行う。支援システムは、画像データからの異常の検出、画像上の構造物の体積等の自動計測、異常の鑑別診断の推論を行い、画像診断医の診断を支援することを目的とする。開発は(株)キヤノンの協力を得て行う。検証は、当院の臨床画像データと、画像以外の臨床情報も用いて臨床現場の実際にきわめて近い形で行う。

肝移植後門脈吻合部狭窄に対してPTA を施行した症例に対する予後調査

実施責任者:柴田 登志也
概要:生体肝移植(LDLT)後に稀におこる合併症である門脈吻 合部狭窄の治療として、経皮的血管拡張術(PTA)はその低侵襲性・有効性により確立した治療法とな っている。1997 年以来、京都大学医学部附属病院・放射線部では門脈吻合部狭窄に対してPTA を施 行し、予後の改善に貢献してきた。過去13 年間の門脈吻合部狭窄に対するPTA の長期成績・開存率 について後ろ向きに検討する。

高磁場磁気共鳴画像装置による臨床MRI技術の研究開発

実施責任者:富樫かおり
概要:本研究では第E-298番承認された平成19-21年度のNEDO研究により開発され、既に設置されている研究専用の3T-MRI装置を1.5T装置と同様に日常臨床で使用可能な状態に撮像法を最適化し、更に、患者に高度先進的検査を提供するため、開発段階の撮像法について、臨床症例及び健常ボランティアにてその有用性と手法を確立する。

高感度型PET/CT装置によるPET/CT診断

実施責任者:中本裕士
概要:本研究はGEヘルスケアとの共同研究である。呼吸同期を簡便に行える高感度型PET/CT装置を用いて悪性腫瘍患者のPET/CT検査を施行、リストモードで撮像を行うことによって収集時間ごとの画像を再構成し、病変の同定が可能な画像が得られるまでの最短時間を定量的・定性的に検討することを目的とする。このデータを解析することにより、診断精度を落とさずに検査時間が短縮できる可能性がある。

ガリウム68標識オクトレオタイドによる腫瘍の画像診断

実施責任者:中本裕士
概要:ソマトスタチン受容体に親和性を持つ68Ga標識DOTA-TOCを投与してPET/CT装置による撮像を行い、臨床上保険診療として行われているFDG-PET/CT検査では診断できない神経内分泌腫瘍など、ソマトスタチン受容体を発現する腫瘍性病変の検索を行うものである。68Ga-DOTA-TOC-PET/CTの画像診断法としての診断精度、治療方針への影響を検証し、臨床的有用性を確立することを目的とする。

肝移植後肝静脈吻合部狭窄に対してPTAを施行した症例に対する予後調査

実施責任者:柴田 登志也
概要:生体肝移植(LDLT)後に稀におこる合併症である肝静脈吻合部狭窄の治療として、 経皮的血管拡張術(PTA)はその低侵襲性・有効性により確立した治療法となっている。 1997 年以来、京都大学医学部附属病院・放射線部では肝静脈吻合部狭窄に対してPTAを施行し、 予後の改善に貢献してきた。 過去13 年間の肝静脈吻合部狭窄に対するPTA の長期成績・開存率について後ろ向きに検討する。

3T MRIにおける肝細胞癌に対するGd-EOB-DTPAの有用性の検討

実施責任者:磯田 裕義
概要:肝特異性MRI造影剤であるGd-EOB-DTPAは、 正常肝細胞に取り込まれることにより、肝腫瘍局在診断に有用である。 一方、3T MRIは高い信号対雑音比を有し、各領域での有用性が報告されているが、 3T MRI装置を用いたGd-EOB-DTPA造影MRIによる肝腫瘍、特に肝細胞癌診断能についての報告はない。 そこで本研究では、3T MRI装置でのGd-EOB-DTPA造影MRI症例を集積、病理所見と比較検討し、 その有用性と撮像方法の最適化を行うことを目的とする。

高磁場MRI装置を用いたオートプシーイメージングシステムの開発

実施責任者:富樫 かおり
概要:近年、死亡原因検索方法に取り入れられつつあるオートプシーイメージング(Ai)に優れた 軟部組織コントラストを有するMRIを用いることにより、CTで得られる情報との対比を行う。 また、病理解剖前にMRIを撮影することにより、解剖で得られる情報や解剖の実施方法に変化が見られるかを検討する。 これらを通して、死亡原因検索方法におけるMRIの利用方法を確立する。

子宮内膜症に伴う月経困難症における経口避妊薬の疼痛緩和効果:cine MRIによる評価

実施責任者:富樫 かおり
概要:当部門では、磁気共鳴画像(MRI)高速撮像法とcine表示による子宮の動的変化の描出を手がけ、 原発性月経困難症例において、疼痛とcineMRI所見との相関を見出した。 本研究はこの手法を子宮内膜症に伴う月経困難症例に応用し、 個人間で経口避妊薬服用前後での疼痛と画像を比較することで、 (子宮内膜症に伴う)月経困難症に対する疼痛緩和の作用機序を解明し、 客観的定量的指標につなげていくものである。

女性骨盤領域におけるMRI撮像法の包括的研究

実施責任者:富樫 かおり
概要:女性骨盤領域においてMRIは、超音波検査で診断が確定的でない場合に精査を目的として行われる臨床検査方法である。 MRIは放射線被曝がなく、非侵襲的な検査法であり、最近では新たな撮像シーケンスの発展に伴い、 機能検査として動態および分子レベルの機能を反映する撮像法が可能となっている。 また、各種撮像法の高速化や、高磁場MR装置の臨床使用が認可されるに至り、 各種MRI撮像方法の最適化、臨床応用が望まれている。 従って女性骨盤領域におけるMRIの撮像法を確立し、各種疾患に応用することを目的とする。

高磁場磁気共鳴画像装置による臨床MRI技術の研究開発

実施責任者:富樫 かおり
概要:従前の研究ではMRI装置は臨床機として既に完成された製品であり、研究の可能性には自ずと限界があった。 しかし本研究では京都大学、東芝メディカルシステムズ株式会社と新エネルギー・産業技術総合開発機構の産学官連携のもと、 コイル技術を中心としたハードウエアや撮像技術を中心としたソフトウエアの最新技術について 臨床の場で共同の研究開発を行うことで、臨床MRI技術の開発推進を目的としている。

高分解能・高感度型乳腺用PET装置による乳癌の診断

実施責任者:富樫 かおり
概要:本臨床研究は(株)島津製作所と京都大学との産学共同研究である。 従来のポジトロン断層撮像(PET)装置は空間分解能に限界があり、 高分解能を追求すれば感度が低下するトレードオフを生じていた。 高分解能かつ高感度を両立したPET画像を得ることを目的として新規に開発された乳腺専用PET装置を用い、 従来のPET装置では描出できない微小な乳癌を検出できることを臨床現場で実証する。

アミノ酸製剤を用いたPET/CT検査の臨床的有用性の確立と検証

実施責任者:中本 裕士
概要:陽電子放出核種である炭素-11で標識されたメチオニンを静脈内投与し、 複合型PET/CT装置で撮像することにより、アミノ酸代謝の亢進部位を画像化することができる。 CT、MRI、FDG-PET、MIBI-SPECTなど、 その他の画像診断法では局在同定が困難な副甲状腺腫、骨髄腫、脳腫瘍の再発・壊死の鑑別診断に当薬剤を用いたPET/CT検査を行い、その臨床的有用性を確立し検証するものである。

中型肝細胞癌に対するTACE とRFA 併用療法の有用性の検討

実施責任者:柴田登志也
概要:主腫瘍が直径3cm 超の中型肝細胞癌、脈管浸潤なし、腫瘍個数1〜3 個、肝切除適応のない症例(StageU〜V)においては、 経カテーテル動脈塞栓術(TACE)のみでは、特に主腫瘍に対して十分な効果が得られないことが多い。 本研究は、TACE とラジオ波治療(RFA)を併用することで、 腫瘍の局所コントロールを高め、予後改善につながるかを明らかにすることが目的である。

京都大学大学院医学研究科 放射線医学講座(画像診断学・核医学)


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