「コレステロールや中性脂肪を下げると言われる油はたくさん使ってもいいですか?」

 最近では、質問のような機能性食品としての油が幾種類か売られています。それぞれの持つ効果に違いがありますので、自分にあったものを選ぶ必要があります。食べれば食べるほど効果が出る、というものではありません。エネルギー量(カロリー)は一般の油と同じですので、使い過ぎで体重が増えないように気を付けて下さい。

「コレステロール値が高いと卵は絶対に食べてはいけないのでしょうか?」
卵1個には250mgのコレステロールが含まれていますので、それに加えて肉類などを食べるとすぐに1日300mgという量は超えてしまいます。菓子や加工品など見えない形で含まれるものにも気を付けながら、卵そのものは週に2個(2〜3日に1個)程度であれば問題ないでしょう。
「抗酸化作用のあるビタミンCを補給する為、果物を多く食べるようにしています。」
果物にはビタミンCの他、食物繊維やミネラルも含まれていますので適量摂取を心掛けましょう。減量をされている方、血液中の中性脂肪の値や血糖値が高い方は食べ過ぎに気を付けて下さい。1日の量は、片側の手のひらに軽くのる程度、リンゴなら2切れ、ミカンなら2個が目安です。
「魚をよく食べています。干物が多いです。」
魚にはEPAやDHAといった多価不飽和脂肪酸という油が豊富に含まれており、動物性脂肪に多い飽和脂肪酸とのバランスを取ることが動脈硬化の予防に良いとされています。しかし魚の油は酸化(油が悪い状態になってしまうこと)されやすいため、干物のように長時間空気にさらされているものよりも新鮮な切り身や1尾魚をとる方がよいでしょう。また干物は塩分量が多いので、血圧が高めの方はその頻度を減らすようにしましょう。