内視鏡下鼻内手術解剖実習
第10回京都大学内視鏡下鼻内手術解剖実習
終了しました。ご参加の皆様、お疲れ様でした。
実習16名、見学76名の参加をえて、無事終了しました。
アンケートにお答えいただいた先生方、貴重なご意見をありがとうございました。
さらなるご意見・ご要望があれば
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までお寄せください。
次回は夏のアドバンスドコースでお会いしましょう。
スタッフ一同
第10回京都大学内視鏡下鼻内手術解剖実習に参加して
―インストラクターの立場から―
三重大学 耳鼻咽喉・頭頸部外科
小林正佳
1月23〜24日に、私はインストラクターとして参加し、実習指導をさせて戴きました。日本全国から総計98名が参加した大規模な講習会で、頭部標本を3方向CT画像で詳細に予習した上で、マイクロデブリッダーその他の最新機器も用いて実習します。今回はベーシックコースで、鼻中隔矯正術、各副鼻腔の開放、後鼻神経切断術、翼口蓋窩へのアプローチ、涙嚢鼻腔吻合術、Modified Lothrop手術、眼窩内出血時の緊急対処法などが、講義とデモンストレーション、ダイセクションをうまく組み合わせたプログラムで構成され、内視鏡手術の初歩から国内外の最新技術までが盛り込まれた充実したコースでした。私にとっても、参加者の先生方への指導、手術のデモンストレーションをさせて戴くことで新たに学んだことが多く、また知識と技術を再確認することのできたよい機会でした。見学だけなら1万円で参加でき、それでもって多くの知識を得ることができるので、リピーターも数多くみえていました。初心者にも経験者にもお勧めできる講習会です。
第10回京都大学内視鏡下鼻内手術解剖実習を受講して
金沢医科大学 耳鼻咽喉科
酒井 あや
数年前、私には内視鏡下鼻内手術の知識もスキルも乏しいと、不安になっている時に他施設の先生に、この講習会があることを教えていただき、エントリーしたことがきっかけです。
内視鏡下鼻内解剖実習は年1回ずつベーシックコースとアドバンスコースに分かれて開催されています。
第9回ベーシックコース(2009年)に、見学として初めて参加しました。論理的なCT読影方法や最新機器をはじめ、全てが斬新で、感銘を受けました。インストラクターの詳細なデモンストレーションの後、最新の機器を実際に用いて、解剖実習に反映させます。実習内容としては解剖に基づいて、ESS、後鼻神経切断、涙嚢開放、Modified Lothrop procedureを行っていきます。さらに、眼窩内出血、膿瘍ドレナージなどへのきめ細かい緊急対応も習得でき、一つの自信につながりました。実習中も、グループ毎にインストラクターが丁寧に指導し、理解を深めることが出来ました。レクチャーはPerter John Wordmald 教授の貴重な講義を勉強しました。
第10回ベーシックコース(2010年)は、実習者として参加しました。今回より、詳細なガイドブックが作成され、繰り返し復習でき、習得できるものと考えています。講義は慈恵会医科大学の鴻 信義准教授による手術も勉強できて有意義でした。継続して実習に参加することで、昨年からの自身の知識やスキルの再確認だけではなく、日常診療に応用できていると実感もできます。
第9回アドバンスコース(2009年)には見学として参加しました。内容は、ベーシックコースの他に視神経などの脳神経、下垂体、翼口蓋窩、斜台、海綿静脈洞、脳幹にアプローチし、前頭蓋底開放に至り、脳神経外科との境界領域まで踏み込むことができます。ベーシックコースよりも少人数のため、質問しやすく、インストラクターの情熱も感じながら、温かい雰囲気でした。レクチャーは脳神経外科領域からの内視鏡手術を勉強し、日常診療において接する機会が少ない貴重な実習内容でした。アドバンスコースに参加することで、基本的な鼻内手術の再確認だけではなく、頭蓋底の勉強のきっかけを得ることが出来たと思います。
実習に参加することで、他に良かった点として、他施設の先生と交流が出来き、いい刺激となります。これにより、日常の勉強に対してモチベーションの維持につながっています。
今回学んだ技術を日常診療に生かし、私の医局にフィードバックをするために努力を重ねていきたいと思います。大変貴重で有意義な講習会であるため、定期的に、持続的に参加し、さらにスキルアップを目指したいと考えています。
最終更新: 2012年1月31日 23:05
