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消化器内科は、腹痛、下痢などの症状と関連した多くの「common disease」を診る極めて臨床的な科であることが特徴です。
さらに、最近まで癌死亡の一位を占めていた胃癌に加え、肝癌、大腸癌、膵癌などが年々増加し癌死亡の上位を占めるようになり、抗癌剤や分子標的治療薬による癌治療やターミナルケアが重要な比重を占めるようになってきました。内視鏡などの各種検査手段を駆使して消化器疾患の診断を行うとともに、従来外科的治療の対象であった消化管の早期癌や肝臓癌に対し、内視鏡的切除術やラジオ波治療といった内科的治療により外科治療に匹敵する成績が得られています。増加し続ける炎症性腸疾患では、新しい免疫抑制剤や分子標的治療薬の導入により、治療法が従来と大きく変わりつつあります。
このように、今後益々増加が予想される癌を含め、広範な消化器疾患をあつかう消化器内科は、将来にわたりニーズがますます拡大すると考えられる重要な臨床分野を担っています。

