教授からのご挨拶


 平成27年12月1日付けで京都大学大学院医学研究科消化器内科学講座の第2代教授を拝命しましたので、ご挨拶申し上げます。
 消化器内科学講座は、平成8年に国立大学で初の「消化器内科」として発足しました。初代教授として千葉勉教授が神戸大学より着任され、 以後新しい診療科が徐々に創り上げられてきました。消化器内科は、内科領域の中でも技術を重視する診療分野のひとつです。対象とする臓器は食道、胃腸、肝胆膵と 多岐にわたり、領域も炎症、免疫、機能性疾患、癌など実に多彩です。これだけの範囲をカバーする技術と知識を両立させながら、急速に高度化、細分化する 消化器診療に対応するためには、多数の優れた人材を育成し、その力を結集することが欠かせません。そのうえで、ひとつの疾病、ひとりの患者さんを複合的な視点から 診ることができる環境を形作ることが重要です。幸いなことに京都大学には自由と自主独立を許容し、重んじる学風があります。 その伝統は消化器内科学にも脈々と受け継がれています。講座の全員が臨床に、研究に、教育に、それぞれの考え方を自由に発揮しつつも、それらのベクトルの 総和が教室一層の向上に資するよう、微力を尽くして参ります。困難な道のりですが、高いレベルの消化器臨床を提供し、独自性の高い優れたサイエンスを世界へ 向けて発信しながら、次世代を担う人材の育成を目指したいと考えています。

京都大学大学院医学研究科 消化器内科学講座 教授 妹尾浩

略 歴
 平成3年 京都大学医学部卒業
 平成3年 京都大学医学部附属病院・内科・研修医
 平成4年 倉敷中央病院・内科・医員
 平成7年 静岡県立総合病院・消化器科・医員
 平成9年 京都大学大学院医学研究科・消化器病態学・入学
 平成13年 京都大学大学院医学研究科・消化器内科学・助手
 平成17年 米国ワシントン大学医学部・病理免疫学・客員研究員
 平成20年 京都大学医学部附属病院・消化器内科・講師
 平成24年 京都大学大学院医学研究科・消化器内科学・講師
 平成25年 京都大学医学部附属病院・内視鏡部・副部長(兼担)
 平成27年 現職

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