京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

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同種造血幹細胞移植の患者さんを当科へ紹介される先生方へ

同種造血幹細胞移植の患者さんを当科へ紹介される先生方へ

当科では以下の手順に従って同種造血幹細胞移植の患者さんを受け入れております。
患者さんを当科に紹介される先生方は必ず以下をお読みください。
なお,当科では患者さんからの直接のお問い合わせには対応しておりません。当科での移植を希望される患者さんは,まず主治医の先生にご相談くださるようお願い申し上げます。

【当科における移植までの流れ】
当科外来を紹介受診
   ↓
当科での移植適応の検討
   ↓
移植時期の決定
   ↓
当科(または貴院)での移植前評価
   ↓
当科での移植の施行


1)当科における移植適応について
まず,紹介される患者さんが当科における移植適応を有するかご検討ください。
当科では,移植時の年齢は,造血器悪性腫瘍で70歳まで,非腫瘍性疾患で65歳までが目安です。骨髄バンクの移植はバンク登録時の年齢を基準にします。
当科における個々の疾患の移植適応については,「京大病院 血液・腫瘍内科における同種造血幹細胞移植の適応」をご覧ください。
また,1)非寛解期の移植,2)PSの悪い症例,3)感染症の合併例,4)臓器障害のある場合,5)他の癌を合併している場合,の移植適応については,こちらのページをご覧ください。

2)当科外来の紹介受診
当科における移植適応があれば,患者さんご本人および/またはご家族に,当科の外来を紹介受診していただいてください。受診をもって正式な移植の依頼とします。血球減少期などの理由で患者さんご本人が受診できない場合はご家族のみでも構いません。外来の予約は京大病院 地域連携室ホームページより患者登録票をダウンロードし,FAXにてお申し込みください。移植の依頼はセカンドオピニオン外来では行わないでください。
診療情報提供書には,疾患情報,臨床経過のみならず,PS,合併症,感染症の有無,精神状態,使用薬剤,HLAの情報もお願いします。原疾患の正確な診断が重要です。診断について当院でも検討しますので,診断時の骨髄やリンパ節生検の標本などをできるだけご添付ください。返却が必要な標本は必ず返却いたします。また,今後の連絡を円滑に行うため,貴院担当医のメールアドレスをご記載ください。
当科受診後,当科のカンファレンスで移植適応を検討し,移植を引き受けるかどうかご返信いたします。

3)HLA検査およびドナーコーディネートについて
患者さんご本人および血縁ドナー候補者のHLA検査はあらかじめ貴院にて進めていただいていることが多いと思いますが,当科で移植を行うことが決定した場合は当院でHLA検査を行うことができます。当院でHLA検査を行えば,当科で移植を施行した場合に検査費用の一部が返金される利点があります。また,血縁ドナー候補者への対応には注意点があります。これらHLA検査および非血縁者,臍帯血も含むドナーコーディネートの詳細については,こちらのページをご覧ください。



4)外来受診前の事前相談について
移植適応,移植時期などについて当科受診前に事前のご相談が必要な場合は,メールまたは電話で受け付けます。ただし,正式な移植依頼は外来受診を介して行ってください。なお,患者さんからの直接のお問い合わせには対応しておりませんのでご了承ください。

造血幹細胞移植についての問い合わせ先:
近藤 忠一 (血液・腫瘍内科 講師)
メール:hemato@kuhp.kyoto-u.ac.jp
電話:(075)751-4964 (代表)

5)患者さんを当科に紹介される際の留意点
遠方の患者さんで居住地域に移植施設がある場合(大阪,神戸など)は,移植後の管理も考慮し,原則近隣の移植施設をご優先ください。また,標準リスクの移植,あるいは当科のベッドが確保できない場合は,移植適応があっても関連病院にご紹介させていただくことがあります。この点を当科受診前に患者さんにご説明ください。また,当院に行けば治ると安易に患者さんに説明し,過度の期待を抱かせるようなことは控えてください。当院の医師から移植のリスク,予後を説明します。

6)当科での移植決定後,移植までの診療について
当科での移植が決定した後も,移植施行までは貴院にて診療を継続していただきます。その間は貴院と当科の密接な連携が必要です。詳しくはこちらのページをご覧ください。

2015年11月1日第1版作成
2015年11月22日第1.1版作成
2015年12月6日第1.2版作成
2015年12月30日第2版作成