お申し込み

MENU

体験談Experience

"現場が異なることで変わる看護の役割と、その人らしい最期のあり方を再認識

"現場が異なることで変わる看護の役割と、その人らしい最期のあり方を再認識

看護師

鬼塚 徳子
Noriko Onizuka

1996年入職

京都大学医学部附属病院 病棟(呼吸器内科)→派遣先:京丹後市立弥栄病院訪問看護ステーションふれあい(訪問看護)

訪問看護の現実を
実際に体験したくて

病棟にいるときは入院してきた時点から退院後の自宅での生活を常に念頭に置き、患者さんやご家族への聞き取りを行ったりしながら他職種間での調整や日々の看護を行ってきました。

しかし地域での介入がどのようにされているのかを、私を含めて病棟看護師は実際には知らないことも多く、自宅へ戻ることに不安を感じている患者さんやご家族に十分な説明できない歯がゆさを感じることも多くありました。今回の派遣では訪問看護の現実を経験することで、地域医療の連携のタイミングがどこなのかを知り、患者さんやご家族の不安の解消につなげられるのではないかと楽しみにして行きました。

さまざまな戸惑いを経て、
今、在宅看護の素晴らしさを実感

これまではがん看護を中心に行ってきましたが、実際に地域の訪問看護をしてみると認知症患者さんの看護や、高齢者の方の内服管理の方が圧倒的に多くあります。これまでの自分の経験や目標と、現実との間にギャップを感じ、戸惑うこともありました。

そんな中、在宅看取りを希望された終末期の患者さんを担当することになりました。退院日に病棟に伺ったときには、「このまま自宅へ連れ帰っていいのか」と思うほど反応が薄い状態。しかし、その日に帰られた自宅に伺うと、まるで表情が違い、笑顔で訪問を受け入れてくださり、本当に生き生きとされていました。退院後一週間ほどで亡くなられましたが、会いたかった方たちと良い時間を過ごせたようで、ご家族からも感謝の言葉をいただくことができました。在宅の持つ力に触れて感動したと同時に、この派遣を経験して本当に良かったと思えた出来事でした。

COLUMNこれから応募する方へのメッセージ

地域医療の大切さを改めて実感

その人らしい最期のためには、これまで暮らしていた自宅で過ごすのが一番なのかもしれないと強く感じた半年間でした。今までは不安を抱えて退院していく患者さん、ご家族をこちらも不安な思いで見送ることが多かったのですが、これからは病院からも積極的に介入し、安心して最期を送れるようにしていきたいと思っています。 違う環境に飛び込むことはもちろん大変なこともありますが、新たな経験と自分を見つめる機会を得られます。迷っている人は飛び込んでみてください。きっと新しい自分を発見できますよ。

生活面でひとこと

弥栄病院訪問看護ステーションふれあいは日本海に近く、夕日ヶ浦に代表される温泉もたくさんあるのが嬉しいです。また、冬にはカニも解禁になるので、そちらも楽しみ。訪問先に向かう際に日本海を望む道を走るのですが、景色の美しさにいつも癒されています。

プログラムお申し込み