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体験談Experience

目指すのは最先端の治療と、緩和の両立。そのための知識やネットワークを広げています

目指すのは最先端の治療と、緩和の両立。そのための知識やネットワークを広げています

看護師

北村 冬子
Kitamura Fuyuko

2001年入職

京都大学医学部附属病院 病棟(血液内科)→派遣先:あそかビハーラ病院 病棟(緩和ケア)

緩和ケアの専門施設で
本格的に学んでみたくて

「緩和ケア」に興味を持ったのは、京大病院の血液内科に勤務しはじめた頃、スタッフと一緒に参加した外部の勉強会などがきっかけだったと思います。今では治るタイプのがんも増えましたが、まだまだ難治性のものも多く、そうした場合には抗がん剤の副作用による苦痛も長期に渡ることがあります。次第に治療で苦しむ患者さんを病棟勤務で目にするたび、「治療」と「緩和」の狭間で悩むように。そんな中、院内メールで知ったのが、緩和ケアを専門に行っている「あそかビハーラ病院への看護師派遣」という取り組みでした。

また、偶然にも当時の病棟師長から「行ってみないか」という打診が。私自身、緩和ケアの実際について深く知りたいと思っていたので二つ返事で「行きます!」と希望を出しました。新しい環境に身を移す不安よりも、京大病院ではできない経験を得られるという期待の方が大きかったです。

経験を活かせる場面よりも
新しく学ぶことの方がたくさん

これまで看護師として多くの経験を積んできたと自負していましたが、実際に緩和ケアの現場ではほんの少ししか役に立てていない気がします。また、これまでは「この治療の副作用だから」と患者さんに我慢してもらっていたことが、本当は緩和処置の方法があることを知ったり。知識も技術も、これまで以上に新しいことを求められます。それほどまでに急性期医療の現場と緩和ケア、ホスピスでは看護も別物だということ。ホスピスではあまり検査が多くないので、患者さん一人ひとりの様子を観察する力が以前よりもついたように思いますね。

実際に派遣されてみて印象的だったのは、患者さんたちの明るい笑顔です。がんを抱えて、余命を知っていてもなお前向きな表情でいられる。がんと治療による辛い症状がなくなるというのは、こんなにも良いものなのだと改めて実感することができる機会になりました。

COLUMNこれから応募する方へのメッセージ

自分の目標に向かって、新たな体験を

京大病院は世界最先端の医療を提供できる病院です。私は十五年この病院に勤務して、奇跡的に治癒して退院された患者さんを何名も見てきました。それでもどうしても治らない病気を抱えて、志半ばで亡くなられる方も。自分のことのように苦しかったです。 最先端の治療を施す場面でも、治療を諦めたくなるような苦痛を緩和することは大切だと思います。私はそのことを派遣先であるホスピスに来て理解しました。緩和という概念を追求するためには、ホスピスでの体験は近道になると信じています。

生活面でひとこと

出勤に自転車を使うようになって、楽しくて休日も乗り回すようになりました。先日は折りたたんだ自転車を電車に乗せて兵庫県の明石へ。海沿いの道をサイクリングして、思いっきりリフレッシュしてきました。

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