手の外科グループ概要

スタッフ紹介


池口良輔(リハビリテーション部准教授)、太田壮一(講師)

沿革


京都大学での手の外科の歴史は古く、その始まりは、上羽康夫名誉教授が Robert Carrollのもとに留学し、当時まだ新しかった手の外科学を学ばれ、それを京都大学に持ち帰られた1966年に遡ります。先生は先天奇形、手の外傷や疾患を当時の最新の知識と技術をもって治療され、1974年には世界初となる血管柄付き骨移植を施行されました。その後も上羽先生の指導のもと、京都大学は多くの手の外科医を排出し、日本の手の外科学の発展に寄与してきました。


 

取り扱う疾患


  1. 上肢骨折治療:骨折後変形、偽関節治療を含む
  2. 手のしびれ、痛みの治療
    • 絞扼性神経障害:手根管症候群、肘部管症候群、胸郭出口症候群など
    • 拘縮:デュプイトレン拘縮、外傷後拘縮など
    • 腱鞘炎:ばね指、ドゥケルバン症候群など
    • 変形性関節症:CM関節症、ヘバーデン結節など
    • その他、TFCC損傷、リウマチ手、肘関節疾患(外側上顆炎)など
  3. 切断された組織の再接合、欠損した組織の修復
    • 腱、神経、血管、指の再接合
    • 外傷や腫瘍切除により欠損した骨、皮膚を補填(遊離複合組織移植術)
  4. 失われた運動機能の再建
    • 腕神経叢損傷に対する腱移行術、神経移行術、筋肉移植術など
  5. 先天異常の治療
    • 浮遊母指、合指症、多指症、屈指症など