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宮地良樹 教授のプロフィール

宮地良樹は昭和26(1951)12月、静岡市にて医家に生まれた。
静岡県立静岡高等学校を卒業後,昭和46(1971)年に京都大学医学部に入学した。
昭和52(1977)年に京都大学医学部を卒業後,天理よろづ相談所病院内科レジデントを経て,昭和53(1978)年,当時太藤重夫教授が主宰していた京都大学医学部皮膚科学教室に入局した。
昭和54(1979)年に助手となり,主として活性酸素による皮膚炎症,紫外線生物学などの研究に着手した。昭和57(1982)年より二年間,米国ミネソタ大学医学部リウマチ学教室に留学,Joel Taurog博士(現テキサス大学内科教授)に師事し,臨床免疫学を学んだ。
帰国後,昭和60年に医学博士の学位を取得後,昭和61(1986)年講師に昇任し,病棟医長を兼務した。平成2(1990)年天理よろづ相談所病院皮膚科部長に転じた後,平成4(1992)年,群馬大学医学部皮膚科教授に就任した。
群馬大学では主に皮膚アレルギー炎症,真皮結合織代謝の研究を展開した。この研究活動の結果、世界の皮膚科分野における論文被引用回数ランキング(筆頭著者部門)で日本人最高の世界第15位にランクされた(Arch Dermatol 135:299-302,1999)。

平成10(1998)年,京都大学大学院医学研究科皮膚科学教授、平成17年(2005)~平成20年(2008)には京都大学病院副院長(経営担当)を兼務した後、現在に至っている。

宮地良樹教授時代(1998年~現在)

今村教授が平成9(1997)年に松江市民病院院長として転出のため退官し,その後任として,当時群馬大学医学部皮膚科教授であった宮地良樹が,平成10(1998)年6月に第6代教授に就任し現在に至っている。

宮地は群馬大学在任中,ヒト培養肥満細胞を用いた皮膚アレルギー炎症,光老化や強皮症における真皮結合織代謝の研究を展開していたが,京都大学着任後は,今村教授時代の分子皮膚科学,細胞外マトリックス,光生物学研究を継承するとともに,新たにアレルギー・炎症,皮膚再生をキーワードとした研究を展開し、制御性T細胞、プロスタノイド研究などでNatureをはじめとする一流誌に論文が発表されている。
また着任後より,教室員の海外留学推進(米国,ドイツ,英国など),他大学講師(千葉大学,和歌山医大、産業医大、香川大学など)ならびに教授(1999年より古川福実 和歌山医大教授,2003年より錦織千佳子 神戸大学教授,2004年より田中俊宏 滋賀医大教授、2006年より西村栄美 金沢大学がん研究所教授)就任など教室関係の多様な人事交流が行われるようになった。毎年6名前後の新入局員を迎えて,教室は若い息吹に満ちあふれ,さらなる研究の発展と臨床重視の教育・診療体制が構築されている。

宮地はまた,日本皮膚科学会理事,日本褥瘡学会理事,日本香粧品学会理事などの要職も兼務しており,2004年には第103回日本皮膚科学会総会を主催した。 教室では,2002年度に引き続き2003年度、2008年度皆見賞受賞者を輩出するなど,質の高い論文が続々と発表されており、ますます今後の発展と飛翔が期待されるところである。

「ドクターズマガジン」より許諾 を得て転載
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