京都大学での体制

京都大学では次の二つの膵島移植プログラムがあります。
・心停止ドナー膵島移植
・生体ドナー膵島移植

京都大学での膵島移植は複数の診療科、診療部の連携の上になりたっています。

臓器移植医療部・肝胆膵移植外科

膵臓の摘出、膵臓からの膵島組織の分離(膵島分離)、膵島移植、周術期の患者管理を担当します。

糖尿病・栄養内科

レシピエントの移植までの管理と術後のフォローを担当します。

移植情報部

移植コーディネーターによる、膵島移植診療の業務の円滑な遂行の為の調整と患者及び家族の精神面でのケアを行っています。

輸血・細胞治療部

京大病院内の細胞プロセッシングセンター(分子細胞治療センター)を管理しています。
分離膵島の安全性と信頼性を担保するために分子細胞治療センターでの膵島分離操作は必須です。個々の症例における分離操作の許可、分離膵島の品質評価をGMPの観点から独自に決定しています。

放射線部

膵島移植は、エコーガイド下に経皮経肝的に門脈内に挿入されたカテーテルを通して分離膵島を点滴輸注する要領で行いますが、このカテーテル留置は放射線部が担当しています。

薬剤部

移植膵島を拒絶反応から守る目的で免疫抑制剤の内服を膵島移植時より開始します。免疫抑制剤の内服量は免疫抑制剤の血中濃度によって決定され、この免疫抑制剤血中濃度は薬剤部によって測定されます。

看護部

外来および入院において、患者様の身体的、精神的ケアを行います。

検査部

膵島移植のために必要な血液生化学検査、生理学的検査などを担当します。

京都大学医の倫理委員会

膵島移植は症例ごとに京都大学医の倫理委員会に申請し、指針を得た上で実施を決定しています。