業務と実績

    インシデント報告数の推移

      インシデント(出来事を意味する英語)とは、実際に害が発生したかどうかにかかわらず、患者さんに害を引き起こし得る状況を指します。例として、転倒による骨折、検査結果を確認していなかったために患者さんへの対応が遅れた、手術で出血量が予想されたよりも多く、幸い、害はなかったものの場合によっては、命をおとしたかもしれないというような状況、連携不足により患者さんに誤った医療を提供する可能性があった(が実際には提供されなかった)といった事象が含まれます。京大病院はインシデント報告を推奨しており、報告することによって、職員個人が責任を追及されることはありません。報告の中で、対策が必要となる事象については、分析・検証され、各種委員会でも審議され、業務の流れの改善や医療者の意識改善につなげています。
      医師からの報告は、患者さんの状態の変化に直結するものが含まれることから、特に重要な指標として、報告件数を監視(モニタリング)しています。報告数が多いことがよいというものでなく、報告をシステム改善に活かせるかどうかが重要なポイントですが、報告を出した医師に対して、医療安全管理部門が適切なフィードバックすることで、報告件数が伸びると言われています。

    院内各種委員会との連携

       医療安全管理室の教職員は、院内の各種委員会に参加し、新病棟の設計、医療機器の購入、
       各部門の運用などに関わっている。円滑に安全に医療行為を実施できるように支援している。
       院内各種委員会


    院外各種組織との連携

      京都府医師会の医療安全対策委員会、勤務医部会、医師のワークライフバランス委員会、また、京都府看護協会の医療安全委員会に医療安全管理者の立場で参加し、医療機関横断的、職種横断的に医療安全管理活動に取り組んでいます。
      京都府医療事故調査等支援団体連絡協議会のメンバーとして医療事故調査を適正に円滑に進めるための支援を行っています。

    医療安全管理室の活動実績

    2016年  2015年  2014年  2013年  2012年  2011年 

    講演・論文・著書

    2017年  2016年  2015年  2014年  2013年  2012年  2011年 



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