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「本院職員(1名)の結核発症について」の記者会見
「本院職員(1名)の結核発症について」の記者会見を行いました。
概要については以下の記者会見で配布した資料のとおりです。
平成22年9月6日
京都大学医学部附属病院
記者会見配布資料
本院職員(1名)の結核発症について
○発症職員
腎臓内科医師
○発症の経過
- 本年6月頃より喀痰量の増加。咳なし。
- 7月13日
- 外来受診。経過観察。
- 8月17日
- 外来受診。喀痰量の増加の訴えあり。抗生剤投与。
- 8月31日
- 喀痰検査施行。抗酸菌塗抹1+。
- PCR結果 結核陽性。
- 9月1日
- 南西病棟5階結核病棟へ入院
- (なお、当該職員は平成21年度秋の定期健康診断において胸部X線は異常がなかった。)
○発症の経過
- 9月1日
- 京都市保健所に届出。
- 厚生労働省近畿厚生局、文部科学省、大学本部に報告。
○対応等
- 接触者(患者・職員)検診
- 検診対象者の洗い出し
・濃厚接触職員 約110名
・接触患者 約80名 - 検診対象期間
本年6月〜8月
- 検診方法
採血(クォンティフェロン検査)及び胸部X線
*検診の結果、新たな感染者が確認された場合は、対象範囲を拡大する。
- 検診対象者の洗い出し
- 接触患者への説明
・入院中の患者には、担当医が直接に説明 ・外来患者及び退院した患者には、本日午前中に速達文書により通知
- 一般患者への説明
「職員の結核発症に関するお知らせとお詫び」を院内に掲示するとともに
病院ホームページに掲載した。 - 職員への説明
本件に関する事実関係を周知した。(院内向けホームページ及びメール配信)
- 電 話:
- 075−751−3048(総合受付窓口)又は
- 075−751−3036(医療サービス課医務企画掛)
平成22年9月6日に行われた記者会見の
様子
一山 智 副病院長、感染制御部長