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心臓血管外科

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新生児から高齢者まで安全で質の高い心臓血管手術を提供

●科長

  • ・教授 / 湊谷 謙司  Prof. Minatoya Kenji

診療科等のご案内

虚血性心疾患、弁膜疾患、大動脈疾患、先天性心疾患のあらゆる分野の症例に対して良好な手術成績を挙げています。また、緊急手術症例に対しても常時対応しています。日々、従来の術式での治療成績の向上を目指しながら、新しい治療法も積極的に取り入れています。

●主な対象疾患

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞・心室瘤)・弁膜症(僧帽弁狭窄/閉鎖不全・大動脈弁狭窄/閉鎖不全・三尖弁閉鎖不全)・大動脈疾患(大動脈瘤:胸部/胸腹部/腹部・急性大動脈解離・解離性大動脈瘤)・心筋症(虚血性、拡張型・閉塞性肥大型)・先天性心疾患(心房中隔欠損・心室中隔欠損・動脈管開存・ファロー四徴・完全型房室中隔欠損・大血管転位・総肺静脈還流異常・単心室)・その他(心臓腫瘍・心房細動・収縮性心膜炎)・末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症・バージャー病・下肢静脈瘤)

●診療体制

外来診療体制
一般外来、初診外来に加え、小児心臓外来(奇数週金曜日)、心臓血管外科外来(毎週月曜日・火曜日・水曜日)の専門外来診療を行っています。
入院診療体制
2022年度の手術実績は心臓大血管手術248例を含め総手術件数334例でした。紹介いただいた患者さんは、当科にて十分な術前精査を行った上で手術に臨み、術後には経過を詳細に報告し、地域連携を図っています。

●得意分野

胸腹部大動脈瘤をはじめとしたあらゆる大動脈疾患に対して圧倒的な経験を有し、最新鋭の次世代型ハイブリッド手術室で人工血管置換術とステントグラフト留置術を駆使して治療しています。弁膜疾患では、僧帽弁形成術に加え、従来では弁置換しか選択肢がなかった大動脈弁疾患に対して大動脈弁形成術も積極的に実施しています。小切開での弁形成術・弁置換術・基部置換術を行いつつ、大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁置換術も循環器内科と協力して施行しており、順調に症例を重ねています。また、重症心不全に対するiPS細胞由来心筋シートを用いた臨床研究の準備も進めています。
先天性の分野では、新生児から成人先天性心疾患まで幅広く手術治療を行っています。シンプルな心内短絡疾患(心房中隔欠損、心室中隔欠損)には、術後の胸の傷が目立たない小切開手術も行っています。更に、新生児期からの段階的な手術を必要とする複雑心奇形・機能的単心室症にも積極的に取り組み、良好な成績を挙げています。

外来担当医表

※この外来担当医表は2024年4月現在です。

※下記の表は横にスクロールしてご確認いただけます。
外来担当医表