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病院からのお知らせ

東日本大震災により被災された皆様及び関係者の方々へ

平成23年4月1日
病院長 三嶋 理晃

2011年3月11日、マグニチュード9.0という世界最大級の大地震が勃発し、大津波被害と原発事故が加わり未曾有の災害が生じました。東日本大震災により被災された方々に心よりお見舞い申しあげます。

京大病院では、震災勃発時より、医療援助を中心に国や京都府、京都府医師会さらには各学会と協力して救援と復旧に協力してきました。京都府からの要請を受け、震災勃発数時間後の3月12日深夜に、5名のメンバーより構成される災害派遣医療チーム:DMAT(Disaster Medical Assistance Team)を現地に出発させ、3月13日には京都府医師会の要請を受け検視医1名を派遣しました。また、3月16日には、京大病院の患者給食の備蓄から、非常食(1,300食)、飲料水(2L)(792本)、栄養剤の発送を決定しています。さらに、各診療科関連学会から医師派遣や京大病院への患者受け入れ要請にも対応しています。対応の一例としては、3月16日から人工呼吸が必要なALSおよび呼吸不全患者各2名の受け入れ体制を整えるとともに京大がんセンターでは、震災でがん治療を受けられない方々を可能な範囲で受け入れることといたしました。

また、原発問題に対しては、文科省からの要請により、3月15日、被爆測定に必要なポケット線量計を 提供することが決定し、3月24日には、京都市消防局から派遣される職員40名の震災派遣前健診を施行し、派遣後の健診も予定しています。

今後、被災された方々が避難場所に長く滞在されるに従って、高血圧・糖尿病などの慢性疾患のコントロールや、感染症蔓延の予防が重要な課題となりますので、関連医師の派遣も検討しています。

このように、京大病院では震災勃発当初から、救援や復旧に向けた医師等の派遣、京大病院での被災地の重症患者の引き受けなど、関連診療科との連携を密にしながら、様々な支援策を実行に移してきました。今後も長期的展望に立った継続的なご支援を続けていきたいと存じます。

最後になりましたが、被災地において救援にあたられている関係者の方々のご尽力にお礼を申し上げるとともに、一日も早い復興を祈念しております。

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