京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭顎部外科

専門外来のご案内

甲状腺外来

甲状腺外来では手術が必要な甲状腺腫瘍(癌および一部の良性腫瘍)とバセドウ病(甲状腺機能亢進症)、副甲状腺機能亢進症を取り扱っています。

甲状腺腫瘍では超音波検査、針生検(細胞診検査)を行い、癌の可能性が高い患者さんには手術を行います。甲状腺癌では気管・喉頭・食道・頸動脈などの甲状腺周囲の組織まで浸潤したり、縦隔にリンパ節転移をきたりしたような進行癌でも積極的に手術を行っています。

喉頭に浸潤したケースでは喉頭を摘出する(自分の声が出せなくなる)病院も多いですが、当科では可能な限り機能を温存する(声を残す)手術を行っています。

ただ、甲状腺癌の中でも未分化癌は異なります。未分化癌は長年にわたって存在していた乳頭癌や濾胞癌の性質が変わり、未分化癌になるといわれています。

急速に大きくなるため、受診されたときには甲状腺周囲の組織へ広範に広がっていて治療できないことも多いのですが、根治的(治ることを目指した)治療が可能と判断したケースでは手術を中心とした集学的治療を行っています。

バセドウ病は主に内分泌・代謝内科にて治療を行っています。

副作用で抗甲状腺剤が使えずかつ放射性ヨード治療を希望されない方や、妊娠中に副作用で抗甲状腺剤が使えなくなった方、甲状腺癌などの腫瘍を合併した方などの手術が必要な方が内分泌・代謝内科から紹介され、手術を行っています。 手術では極力再発を少なくするため、超亜全摘術(1-3gくらい甲状腺組織を残す)または全摘術を行っています。そのため、術後に甲状腺ホルモン剤の内服が必要となります。

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