京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭顎部外科

臨床研究

難聴治療Ⅱ

「急性高度難聴患者に対する生体吸収性徐放ゲルを用いたリコンビナント・ヒト・インスリン様細胞成長因子1の内耳投与による感音難聴治療のランダム化対照試験」

臨床試験の結果はBMC Medicine 2014, 12:219に掲載されました。
京都大学の研究成果紹介

目標症例数に到達し、新規登録は終了しました。(2013/3/8)

概要

この臨床試験は、京都大学大学院医学研究科・医学部および医学部附属病院医の倫理委員会の承認のもと、厚生労働科学研究(障害者対策総合研究事業)として行われる研究です。

したがって、厳正な管理の下に症例登録は行われます。

適格基準を満たす患者さんだけしか登録できません。

対 象
  1. 1. ステロイド全身投与(内服や点滴)が無効であった突発性難聴症例
  2. 2. 突発性難聴発症から25日以内(登録時)
注意点:
1)おたふく風邪などによる難聴は対象になりません。
2)20歳以上が対象となります。未成年は対象となりません。
*他にも詳細な選択基準や除外基準があります。
臨床試験

この臨床試験では、2種類の治療法が用いられます。

  1. 1)IGF1治療:リコンビナント・ヒト・インスリン様細胞成長因子1(IGF1:商品名ソマゾン)含有ゼラチンハイドロゲルの内耳への投与
  2. 2)対照治療:ステロイド(デキサメタゾン:商品名オルガドロン)の内耳への投与

この臨床試験は、ランダム化対照試験です。

被験者(登録された患者さん)は、無作為に上記の2種類の治療法のいずれかに割り付けられます。

どちらの治療法が用いられるかは、コンピューターを使って、決定されます。担当医や患者さんの希望によって、どちらかの治療法が選ばれることはありません。

つまり、いずれかの治療法を患者さん自身が選ぶことはできません。

くわしい適格基準(登録できるか否か)や治療法の説明は、下記のいずれかを選択すると
ご覧になれます。

最終更新:2016年7月6日 21:25

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