京都大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭顎部外科

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教授からのメッセージ

研修医募集と研修内容について

京都大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科の研修医の募集と今後の研修内容につきお知らせします。

耳鼻咽喉科は頸部より上部で眼球と脳を除いた広範囲の領域を扱うため、そこに含まれる疾患、手技は多岐にわたり、あらゆる科の中で最も多くの種類の疾患を扱 います。それにより、習得しなくてはいけない知識・手技は広範囲にわたりますが、大きく分けて、頭頸部腫瘍学、耳科学、鼻科学に分けられます。京都大学で はこれらの他に音声改善外科を中心とした喉頭科学、耳科学の一分野でもありますが、めまい・平衡障害をあつかう平衡神経科学もテーマの一つになります。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科は基本的には外科部門ですので、一般知識・外来診療手技とともに手術手技の習得が大きな課題となります。基本的な手術手技は耳鼻咽喉科に入局後5年位で習得でき、その後は各自の専門性によってさらに研鑚を積んでいくということになります。

耳鼻咽喉科に入局後は1~1年半の間、大学病院で耳鼻咽喉科を含め臨床医としての基本知識・手技を学びます。入局は4月上旬ですが、最初の数ヶ月はほぼ毎週、指導医による耳鼻咽喉科各分野にわたる講義を行います。その間、耳カンファレンス、腫瘍カンファレンス、甲状腺カンファレンス、放射線カンファレンス など、他科との合同カンファレンスも毎週~隔週行います。他科とのローテーションは麻酔科と行っており、大学病院勤務期間中3ヵ月間ローテートします。研修医は病棟にいる時間が多く、どうしても一般外来手技取得が不足するので、1ヶ月の間、関連病院に出向して一般病院での外来手技、手術を経験します。

大学病院での研修期間が終われば関連病院へ赴任ということになります。京都大学耳鼻咽喉科の関連病院は約30あり、ここでさらに研修を続けることになります。その期間は個人により一律ではありませんが、耳鼻咽喉科の場合、卒後5年を過ぎると耳鼻咽喉科専門医試験の受験資格が生じますので、そこを目安に研修 を続けます。関連病院は何れも充実した病院ですが、スタッフの数、受け持つ疾患・手術に差異が生じますので、大体2年で転勤して、経験の均等化を図るようにしています。

専門医試験の前後に一つの転機があります。大学院として大学に帰るか、スタッフとして大学に帰るか、関連病院に留まってさらに研鑚を積むかという何れかを選ぶことになります。これはその人の希望・適性などに応じて考えていく予定です。

以上が入局してから約5年の簡単な経過です。京都大学耳鼻咽喉科教室は入局してきた人の出身校は全く問題にしません。また、女性の医師も歓迎です。入局してから真摯に患者さん・疾患に立ち向かい、知識や手技に対して向上心、探究心をいかに持ちつづけるかが大切です。多くの希望に燃えた若い医師が入局してくるのを待っています。

なお、入局希望者に対し説明会を行う予定で、このホームページに掲載しますので、是非参加して下さい。また説明会に参加出来ない人、直接話を聞きたい人は(メールアドレス)にメールをいただきたいと思います。

大森 孝一
京都大学大学院医学研究科
耳鼻咽喉科・頭頸部外科学
教授

最終更新:2016年7月2日 1:27

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