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代表的な疾患 胃癌

  1. はじめに
  2. 胃癌の進行度(病期・ステージ)
  3. 胃癌の診断-壁深達度と転移-
  4. 胃癌の進行度別治療法
  5. 治療実績

はじめに

 胃癌の治療方法は現在でも手術が中心的役割を果たしていますが、腹腔鏡手術や新しい抗癌剤、さらには胃カメラによる粘膜下層剥離術(ESD)の登場など日々進歩を続けています。
 さまざまの治療法の中から最適のものを選択するには、詳しい検査により胃癌のできた場所や大きさ、周辺への広がり具合や、他の臓器に飛んでいるかどうか(転移があるかどうか)等をできるかぎり正確に把握する必要があります。

 治療法を選択する際の参考として、日本胃癌学会から「胃癌治療ガイドライン」というものが発表されていますが、最終的な治療法の決定にあたっては、癌の進行度や治療方法について自身で理解することがとても重要になります。
 このページは、胃癌の診断や治療の方法について理解していただくとともに、京大病院における治療方針を紹介することを目的として作成しました。

胃癌の進行度(病期・ステージ)

 胃癌は胃の粘膜から発生し、はじめは粘膜内にとどまっていますが、進行に伴って次第に粘膜下層、筋層、漿膜下層へと達します。その過程で、一部の癌細胞は胃壁内のリンパ管や血管に入り込んで、リンパ節へ飛んだり、肝臓や肺など離れた臓器に飛んだりします(転移)。

 どのくらいの深さまで胃癌が達しているのか(壁深達度)と転移の状況から、胃癌の進行度(病期・ステージなどと表現されます)が決まります。 胃癌の進行度は、日本胃癌学会の分類にしたがって、下図のように「IA, IB, IIA, IIB, IIIA, IIIB, IIIC, IV」の8段階に分類されます。

胃癌の進行度

 胃癌の治療方法は、その進行度により異なりますので、十分な検査により進行度を把握することがとても重要です。
 また、治療をした場合の胃癌の治りやすさも進行度によって違ってきます。
当診療科での胃癌進行度別治療成績はこちら

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