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"派遣先のホスピスで学んだ、“その方らしい”命の向き合い方を大切に

"派遣先のホスピスで学んだ、“その方らしい”命の向き合い方を大切に

看護師

井口 真由子
Iguchi Mayuko

2007年入職

京都大学医学部附属病院 病棟
(耳鼻咽喉科 肝胆膵・移植外科 神経内科) →派遣先:あそかビハーラ病院 病棟(ホスピス)→京都大学医学部附属病院 病棟(血液内科)

緩和ケアについて一から学ぶために
派遣プログラムへの参加を決断

派遣前の京大病院では、耳鼻咽喉科病棟に勤務。手術や化学療法、放射線療法をされる患者さんのケアに携わってきました。多くの患者さん、中でも終末期の患者さんとそのご家族と接するうちに治療と緩和ケアに関心を持つようになり、いつかホスピスを経験してみたいと思うように。救命治療が最優先される高度急性期医療機関においても「その人らしくあることの手助けはできるのではないか?」と思い、そうした緩和ケアを実践されておられるホスピスへの派遣を希望しました。

化学療法、手術、放射線といった治療を最優先にするこれまでの現場から、緩和ケアをメインとする現場へ。同じ「病院」と言っても考え方や求められるものがまったく異なり、当初はどんな看護をすればいいのか戸惑いの方が大きかったです。しかし患者さんやご家族、周りの方たちに支えられながら、その人らしさを最後までサポートする看護を、少しずつ吸収していくことができたと思います。

派遣を経験したことで、
もっとたくさんのことを学びたい気持ちに

派遣先でとても印象に残っているのは、ある患者さんとご家族の過ごされ方でした。お酒がお好きだった患者さんのためにご家族の方がお酒を持ってこられ、そのお酒を使用して口腔ケアをさせていただいたことです。すでに意識が低下されていて実際にお酒を飲まれることはなかったのですが、そばで一緒にお酒をのまれた娘さんが「一緒にのんだね」と話しかけていました。家族の方が喜ばれている姿を見て、なんとも言えない気持ちになりました。こんな風に、この病院には、「この患者さんだったら、こうしてほしいだろう」という気持ちを予測し、適切なケアができる看護師の方がたくさんいらっしゃいます。こうした患者さんの意志を酌み取るケアやサポートができるようになりたいと思っています。

派遣が終了して京大病院に戻ってからは、以前の場所ではなく血液内科に配属となりました。それは学んだ緩和ケアの知識を活かしつつも、もっと色々ながんのことを学びたかったから。将来的には緩和ケアを専門にしたいという目標があるのですが、その前にもっとがん看護について勉強しなければいけないという気持ちに今はなっています。そうした自分の課題を見つけることできたことも、派遣を経験したおかげですね。

COLUMNこれから応募する方へのメッセージ

自分自身を見つめ直すよい機会にも

ホスピスでこれまでとは異なる視点で看護を学ぶことができ、とてもよかったと思います。新しい環境や、違った施設で働かせていただくことは、看護師としてだけでなく、自分自身を見つめ直すよい機会。生きていく中で大切なものが何であるか、環境を変えることで見えてきたような気もします。

とてもよいプログラムに参加させていただけたと感じていますので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください。

生活面でひとこと

自宅から通える場所にある病院でしたので、生活面はこれまで通り。出向中はアットホームな雰囲気の中で勤務することができました。休日は写真を撮ったり、友達と会ったりして自分の好きな時間を過ごしています。

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