神経心理学研究

神経心理学研究

神経心理学とは、その名の通り心理学と医学との学際領域で、様々な心理学的検査、あるいは行動学的検査の生物学的基盤を研究する分野です。初期の神経心理学は、失語症学を中心に発展しましたが、近年では、ヒトの性格や意欲、社会行動といった機能についても、その神経生物学的基盤(脳内基盤)の研究が進められるようになってきています。この領域は、医学内部においても、神経内科、脳外科と精神神経科の学際的領域ですが、さらには心理学者や工学系の学者(ニューラルネットなどのシミュレーションからのアプローチ)、サル学などの動物学者らも巻き込んで、一大研究領域となりつつあります。当教室は、第4代大橋教授から連綿として続く伝統を基盤としながらも、最近では脳損傷患者だけでなく統合失調症など幅広い精神疾患にその研究対象を広げています。特に脳損傷患者の研究は、その診療と密接にリンクしており、脳外科やリハビリテーション部門の作業療法士とも協力し、交通外傷から脳腫瘍術後、あるいはくも膜下出血後などの多様な患者の診療を行っています。そして、これらの診療を通じて集積したデータを神経画像と組み合わせることによって、脳科学的な視点からの解析を行っています。ある意味ではニッチな領域から発生した研究領域ですが、今後大きな実を結んでいくものと期待しています。

空欄防止です
  • 神経画像研究
  • 神経心理学研究
  • 司法精神医学研究
  • 精神病理学研究
  • 発達・児童精神医学研究
空欄防止です

Page Top