京都大学大学院医学研究科 血液・腫瘍内科学

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移植決定後から移植の施行まで

移植決定後から移植の施行まで

移植を施行するにあたり当科に入院していただく時期は,移植の約2週間前になります。当科での移植決定後,移植の入院までの間,貴院で治療またはフォローアップをご継続ください。貴院での診療中に,原疾患,全身状態,感染症,臓器合併症などの状況に変化があった場合は,移植の治療方針に重大な影響を及ぼしますので,メール,電話等で迅速に当科までご連絡ください。

移植の約1カ月前までに,移植に向けた全身の評価(腫瘍の状態,臓器予備能,感染巣の有無)を行います。これらの評価は,貴院での治療の合間に,可能であれば,当科に1週間程度入院していただいて実施します。全身放射線照射(TBI)を予定している場合は,原則的にTBIの3週間前までに当院放射線治療科の受診が必要です。放射線治療科の受診は外来でも可能です。

もし移植直前まで当科に入院できない場合は,貴院で全身の評価を実施ください。評価の項目はチェックリストを参照ください。抜歯などの歯科治療はできるだけ移植1ヶ月前までに行う必要がありますので,特に口腔外科は早めに受診ください。また,心機能は化学療法により悪化することがありますので,定期的に評価をお願いします。また,移植前の原疾患の状態が重要です。腫瘍は髄外病変(皮膚,髄液など)を含め厳密に評価ください。非寛解が判明し,移植が急遽中止になることがあります。移植準備を進めた後に中止になると患者さんやドナーに経済的あるいは精神的に多大な負担を不要に強いることになります。

2015年11月1日第1版作成
2015年11月22日第1.1版作成
2015年12月6日第1.2版作成
2015年12月30日第2版作成