食欲と脂肪蓄積の制御と破綻の分子基盤の解明【平成22年度 新学術領域研究(研究領域提案型)】

研究概要

肥満及びそれと共に増加する糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病の重積の分子基盤として食欲及び脂肪細胞及び非脂肪細胞の脂肪蓄積の制御の破綻による細胞機能異常が想定される。これに起因してインスリン抵抗性、アディポサイトカインの分泌及び感受性の変化、慢性炎症、臓器連関の破綻などの多彩な機能異常が集積し、この広義の脂肪毒性(Adipotoxicity)の包括的解明が重要課題となる。一方、摂食障害等による「痩せ」を呈する疾患も社会的な問題である。

本研究領域では、食欲と脂肪蓄積の制御の分子基盤と、新規関連因子の発見と機能解明、及びその制御の破綻をもたらすAdipotoxicityの分子基盤を解明する。更に摂食障害などによる痩せの基盤病態解明も検討する。本領域の最終目標は、食欲と脂肪蓄積制御の分子基盤とその破綻の機序の解明により、肥満と痩せの分子基盤と病態解明を通じて、これらの消滅に繋ぐことである。

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