●TOP > 医学生・医師の方へ「京都大学・小児科専門研修プログラム」

小児科医は成長、発達の過程にある小児の診療のため、正常小児の成長・発達に関する知識が不可欠で、新生児期から思春期まで幅広い知識と、発達段階によって疾患内容が異なるという知識が必要です。
さらに小児科医は general physician としての能力が求められ、そのために、小児科医として必須の疾患をもれなく経験し、疾患の知識とチーム医療・問題対応能力・安全管理能力を獲得し、家族への説明と同意を得る技能を身につける必要があります。

本プログラムでは、「小児医療の水準向上・進歩発展を図り、小児の健康増進および福祉の充実に寄与する優れた小児科専門医を育成する」ことを目的とし、一定の専門領域に偏ることなく、幅 広く研修します。
専攻医は「小児科医は子どもの総合医である」という基本的姿勢に基づいて3年間の研修を行い、「子どもの総合診療医」「育児・健康支援者」「子どもの代弁者」「学識・研究者」「医療のプロフェッショナル」の5つの資質を備えた小児科専門医となることをめざしてください。

京都大学小児科専門研修プログラムでは、京都大学医学部附属病院、および規模の異なるいくつかの連携施設、関連施設から2箇所の合計3施設で36か月間の研修を行います。
研修は大学病院で開始し、連携施設、関連施設の順で行う場合、連携施設で開始し、最終年度を大学病院で行う場合など、いくつかの異なる研修パターンを用意しました(詳細は4−2を参照)。

京都大学医学部附属病院は小児がん拠点病院、京都府周産期医療体制下の地域周産期施設に指定されており、大学病院として高度な専門医療に対応する各領域の経験豊富な専門医を数多く有し、様々な領域の重症患者を受け入れる体制が整っています。
大学病院の一般病棟では、感染性疾患・内分泌代謝疾患・血液腫瘍疾患・アレルギー疾患・呼吸器疾患・消化器疾患・腎泌尿器疾患・循環器疾患・神経疾患を、新生児部門(NICUなど)では、新生児疾患・先天異常疾患を担当医として研修します。

また、地域で一次救急から二次・三次救急を担う中核病院である連携施設(AまたはB)群、より地域に密着した関連施設(A)群、小児医療の中でも特に専門性の高い関連施設(B)群とのローテーションを組み、小児科医として欠かすことの出来ない救急疾患の対応、急性疾患の管理を数多く研修できるプログラムとなっています。
また、3年間の中で、外来での乳児健康診査と予防接種など小児保健・社会医学の研修も重点的に行います。

このように、京都大学小児科専門研修プログラムでは、急性疾患から慢性疾患までの幅広い小児疾患を、初期診療から最先端の治療まで、地域の特性や病院の役割に応じた様々な立場から、もれなく経験できる体制を整えています。
また連携施設・関連施設での研修中も京都大学小児科専門研修プログラムとして一貫した質の高い教育を提供します。

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