2021年10月21日
概要
京都大学医学部附属病院は、臨床研究の機会を増やし、効率的かつ生産的な臨床研究の支援方法を生み出すことを目的として、パレクセル注1と戦略的業務提携を締結しました。
今回の提携により、京都大学医学部附属病院は、全世界に500以上の施設と17,000人の治験責任医師(Investigator)を擁し、臨床試験へのアクセスと患者さんの登録を促進しているパレクセルのアライアンスサイト・ネットワークの一員となることで、それぞれの専門分野を共有して特定の研究分野に貢献する機会を得ることになります。
コメント
パレクセル チーフ・ペイシェント・オフィサー クレア・グレース博士
今回の提携により、臨床試験のイノベーションを促進できることを大変うれしく思います。私たちは、医学の未来を前進させ、新たな治療を必要とする患者さんを救うために、革新的な臨床研究を実施するという情熱とコミットメントを共有することになります。
パレクセル・インターナショナル株式会社 代表取締役社長 三木 茂裕
パレクセルは、アジア・太平洋地域において、20年以上前から臨床研究及び事業規模を拡大してきました。今回の提携により、新規の革新的な医薬品を市場に投入するための取り組みをさらに進めることができます。
京都大学医学部附属病院 次世代医療・iPS細胞治療研究センター(Ki-CONNECT) センター長 武藤 学
パレクセルと業務提携契約を締結できたことを大変嬉しく思います。このことは、Ki-CONNECTだけでなく、様々な医療開発者にとってもメリットがあると期待しています。今回の提携により、多くの革新的な治療法が臨床段階に至ることを心から期待しています。
用語解説
注1 パレクセル
注2 次世代医療・iPS細胞治療研究センター(Ki-CONNECT)
関連リンク