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人工腎臓部

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様々な疾患に対して多種多様な血液浄化療法を行っています。

●部長

  • ・教授 / 柳田 素子 Prof. Yanagita Motoko

部門等のご案内

人工腎臓部では、腎代替療法(血液透析、腹膜透析)の計画的導入、血液透析・腹膜透析およびその併用療法の維持管理、さらに、各種疾患における多種多様な血液浄化療法を担当しています。透析を受けていない慢性腎臓病患者さんに対しても、腎臓病教室を通してセルフケアサポートもおこなっています(コロナ禍にて見合わせ中)

●業務内容

京都大学人工腎臓部は全国の国公立大学附属病院の中で最も早期に設立され、最大規模の血液浄化設備を有しています。そして、腎不全患者に対する腎代替療法(血液透析、腹膜透析)はもとより、各診療科における様々な疾患に対する血液浄化療法もおこなっています。他科で発生する急性腎障害の内科的治療や急性血液浄化療法に関する支援や、維持血液透析に関わるバスキュラーアクセスの作成もおこなっています。
また、透析を受けていない慢性腎臓病患者さんに対しては「腎臓病教室」を通じて、慢性腎臓病のセルフケアサポートをおこなっています。将来透析が必要な患者さんに対しては、医師・看護師とともに「療法選択外来」にて腎移植を含めた最適な腎代替療法を選んでいただけるようサポートいたします。
当施設は日本腎臓学会・日本透析医学会・日本アフェレシス学会・日本急性血液浄化学会の認定施設であり、透析療法従事職員研修施設となっています。なお、本院では、特殊症例を除いて外来血液透析はおこなっておらず、導入後はご希望の施設にご紹介しております。

●特色ある取り組み

多臓器不全や急性腎障害に対する持続ろ過透析のみならず、自己免疫疾患に対する血漿交換や二重膜濾過血漿交換法、家族性高コレステロール血症・閉塞性動脈硬化症・糖尿病性腎症を含めた難治性ネフローゼ症候群に対するLDLアフェレーシスなど多様な血液浄化療法をおこなっています。
集中治療室の重症症例に対しても、CHDF(持続血液ろ過透析:2021年度は年間約1000件)を始めとした急性血液浄化療法の安全な運用につとめています。また、意識 レベル低下を伴った重症肝不全症例に対しては、移植外科とともに、肝移植までの橋渡し治療として、高流量血液ろ過透析療法もおこなっています。細胞療法センターとも協力し、細胞療法を行うための細胞採取も人工腎臓部にて施行されています。
臨床研究では、がんと腎臓の新領域“OncoNephrology” の柱となる概念「腎不全患者が腎臓病のない患者と同等のがん治療が受けられること」を目標として、京都大学医学部附属病院薬剤部や腫瘍内科と共同で、「透析患者における悪性腫瘍治療の実態調査」や「透析患者における至適な抗がん剤の投与方法に関する研究」をおこなっています。
加えて、血液透析カンファランスや腹膜透析カンファランスを定期的に開催し、他科に入院中の血液透析患者さんや外来腹膜透析患者さんの現状や今後の方針について、当科の医師のみならず、他科医師・看護師・臨床工学技士間で患者情報の共有ができるような取り組みをおこなっております。