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細胞療法センター

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安全かつ有効な細胞療法の実践から最先端の研究開発まで

●センター長

  • ・教授 / 髙折 晃史 Prof. Takaori Akifumi

部門等のご案内

2019年8月に新設された細胞療法センター(C-RACT)は、各診療科と協力して、細胞製造、品質評価、保存、出庫に至るまで、一貫して管理することで、安全性と有効性を兼ねそなえた最高レベルの細胞療法の実現を目指します。既に確立された治療法から、先進的な研究開発まで、院内で実施される幅広い細胞療法・再生医療を対象としています。

●業務内容

C-RACTは、様々な細胞療法が院内で安全かつ有効に実施されることを目的としています。保険診療で実施される細胞療法としては、血液内科および小児科で用いられる末梢血幹細胞、臍帯血、間葉系幹細胞、さらには、キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T細胞)療法などがあり、これらの細胞調製や凍結保存・管理等を行う他、細胞療法の実施に関わる病院内の多部門の連携の中心となっています。複数の臨床試験段階にある細胞療法に関しても、細胞の取扱いを含む業務を担当しています。京都大学に潜在する細胞療法のシーズの、実用化への橋渡しも重要な使命です。
細胞調製など実際の作業は、C-RACT内の細胞調製施設(CCMT)で行っています。CCMTは、品質の保証された治療用ヒト細胞のプロセッシングを行うため、治療薬GMP(Good Manufacturing Practice)に準拠した厚生労働省への届出施設となっています。

●特色ある取り組み

当センターでは、最先端の細胞療法開発にも精力的に取り組んでいます。例えば、CAR-T細胞療法については、治験段階から取り組んでおり、国内で最も早く実施が承認された施設の一つです。そのほか、I型糖尿病に対する膵島移植(肝胆膵移植外科)、iPS細胞由来ヒト血小板(iPS細胞研究所・血液内科)、着床不全に対する子宮内自己リンパ球(産科婦人科)などのプロジェクトが現在進行中であり、そのほかにも複数のプロジェクトを計画しています。
そのため、現在使用しているCCMTの施設は手狭になっており、新施設の建設を準備中です。新施設では、室内環境モニタリングや細胞保管システムをより強化することで、治療細胞の品質管理をさらに強固にするとともに、作業スペースの造設によって、より多くのプロジェクトの受入が可能になる予定です。