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麻酔科

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手術ストレスの制御とさまざまな痛みの緩和

●科長

  • ・教授 / 江木 盛時 Prof. Egi Moritoki

診療科等のご案内

麻酔科臨床業務の中心は、当院で行われる手術における全身管理です。全身麻酔、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、伝達麻酔などを駆使して安全・適切な全身管理を行います。また、集中治療部門では手術後患者や重症患者の全身管理・治療を行い、ペインクリニック部門ではさまざまな痛みの緩和を図っています。

●主な対象疾患

手術部で行われるすべての診療科の手術、検査が当科が行う麻酔管理の対象となります。集中治療室ではショックや呼吸不全などさまざまな臓器の急性機能不全を、ペインクリニックでは帯状疱疹後神経痛、胸腰椎椎間板ヘルニアなど、さまざまな疾患で生じる痛みを対象としています。

●診療体制

術前に基礎疾患、合併症、術式などを考慮して麻酔計画を立て、原則として麻酔科医2名体制で手術中の循環・呼吸を含めた全身管理を行い、手術が安全確実に施行されるように配慮しています。また、術後も快適に過ごせるように速やかな覚醒、十分な鎮痛を目指します。日帰り手術における全身麻酔では、特に手術後に十分な経過観察をした上で当日帰宅可能な体制を整えています。
集中治療室では、各臓器の急性機能不全状態の治療や大きな侵襲を伴う手術の術後管理を、看護師・臨床工学技士・理学療法士など多職種と連携して行っています。
ペインクリニック外来は週3日(月・水・金曜日)診療を行い、漢方診療ユニットとも連携して、痛みを和らげることにより日常生活の質を改善することを目指しています。

●得意分野

本院では全国に先駆けて日帰り手術・短期滞在手術を専門とするデイ・サージャリー診療部(DSU)が設立されました。DSUでは、全身麻酔後入院せずに安全に帰宅することを可能にするシステムを構築しています。また、一般的な手術に加えて、生体ならびに脳死肝移植、生体ならびに脳死肺移植、経カテーテル大動脈弁置換術、覚醒下開頭術、ロボット支援下各種手術など、手術成績向上のために特殊な周術期管理を要する手術の麻酔管理も行っています。
循環・呼吸を含めた全身管理のスペシャリストという特徴を活かし、循環や呼吸、代謝などの重篤な急性機能不全に陥った重症患者さんの集中治療も手がけています。
ペインクリニックでは対象疾患を限定せず、痛みのあるすべての疾患を対象としています。

外来担当医表

※この外来担当医表は2024年3月現在です。

※下記の表は横にスクロールしてご確認いただけます。
外来担当医表