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病理診断科/病理部

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病理診断・病理解剖・バイオマーカー探索を担当します

●部長

  • ・教授 / 羽賀 博典 Prof. Haga Hironori

●アクセス方法

  • ・中央診療施設棟 2階

診療科等のご案内

病理診断科・病理部では組織・細胞の顕微鏡所見を用いて診断を行っています。また亡くなられた方の病理解剖を行います。これらの業務を通じ、臨床像や画像診断から疑われた病名を確定し、医療の精度管理の一端を担っています。最近は、病気の予後や治療法に関わる predictive biomarker(効果予測バイオマーカー)探索の重要性が増しています。

●主な対象疾患

病理診断の対象は広く、ほぼすべての診療科に関連しています。ほとんどの腫瘍性疾患・多くの非腫瘍性疾患を対象としています。

●診療体制

常勤病理医約11名、臨床検査技師約9名、さらに数名の事務・技術補佐員が働いています。自動染色装置(H&E、特殊染色、免疫染色)、液状化検体細胞診システム等を用いて標本作製を行っています。免疫染色(IHC法)用に約400種類の抗体を保有し稀少疾患の診断にも対応します。FISH法では蛍光顕微鏡を用いて融合遺伝子や遺伝子の増幅・欠失の有無を調べます。保存された組織・細胞・血液からリアルタイムPCRを用いた腫瘍遺伝子変異検査を行います。手術中の迅速診断や検体採取の現場での細胞判定に対応しています。保険医療機関間連携や受託の解剖などを通じて地域の医療に貢献しています。テレパソロジーを用いた院外の術中迅速も行っています。臨床医のリクエストや疑問に応えるため、各診療科との定期合同カンファレンスを開催しています。病理解剖は全例を当科・部のスタッフが担当します。実施場所は医学部の総合解剖センターです。

●得意分野

病理診断科・病理部はほぼ全診療科に対応する中央診療部門の一つです。そのために、各教員がそれぞれの得意とする臓器・疾患分野を持ち、各診療科の要求に対応する体制を取っています。当科・部は特に産婦人科・呼吸器・リンパ系・肝移植を含む消化器、乳腺および軟部腫瘍の領域を中心に、外部からのコンサルテーションを引き受けています。IHC法のための抗体や稀少例のデータベースが充実していることが当科・部の強みの一つです。それでも常に新しい病態や診断困難例に遭遇しています。また広範囲なパネル遺伝子検査の需要が高まっています。今後も新技術の導入や他施設との相互交流も含めて迅速的確な診断に務めていきます。