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産科婦人科

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最先端の産婦人科医療を提供できる体制と技術でサポートいたします

●科長

  • ・教授 / 万代 昌紀 Prof. Mandai Masaki

診療科等のご案内

婦人科腫瘍に対しては、ロボット支援下手術や腹腔鏡手術など患者さんの負担を軽減する低侵襲手術を積極的に行い、特に悪性腫瘍に対しては広汎的な手術療法に加えて放射線治療や新規の分子標的薬などを組み合わせた集学的治療を行うことでベストな治療を目指しています。周産期医療、生殖補助医療、女性ヘルスケアも専門外来を併設し、患者さんの立場に立ったプロフェッショナルな診療を行っています。

●主な対象疾患

(良性疾患)子宮筋腫・子宮内膜症・子宮腺筋症・子宮脱・子宮内膜炎・腟脱・卵巣嚢腫・卵管炎・骨盤腹膜炎・腟炎・外陰炎など
(悪性疾患)子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がん(卵管がん・腹膜がん:いずれも遺伝性含む)、膣がん・外陰がん・子宮肉腫・絨毛性疾患など
(周産期、生殖、ヘルスケア)別項をご参照ください

●診療体制

外来診療は、婦人科腫瘍、周産期、生殖、女性ヘルスケアの部門をそれぞれ設け、各専門分野を専門とする医師(婦人科腫瘍専門医9人、周産期専門医(母体・胎児)11人、生殖医療専門医1人、内視鏡技術認定医12人、ヘルスケア専門医3人:重複あり)が、1日100~130人の患者さんの診療をしています。
また病棟診療では、婦人科38床と産科25床で、スタッフ医師19人、医員・専門修練・研修医9人が、毎月平均120人前後の入院を受け入れています。治療方針については、関連診療科との合同カンファレンスの情報をもとに教室カンファレンスで討議し決定しています。立場の異なる医師が様々な観点から意見を述べあい、最善の方針を選択し患者さんに提示するようにしています。

●得意分野

婦人科では、各専門医によって、子宮筋腫や子宮脱などの良性疾患にも、子宮頸がんや子宮体がんなどの悪性腫瘍に対しても積極的に低侵襲治療を目指しています。婦人科では鏡視下手術(腹腔鏡下手術やロボット支援下手術)226件/年を含め年間手術数は488件で、3種類の手術支援ロボットda Vinci (2012年-), hinotori (2023年-), HUGO (2024年-)で繊細な手術を行っています。さらにがんゲノム・遺伝診療が進む中で、遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)に対するがん予防手術やがん遺伝子パネル検査を用いた精密医療も行っています。
また産科診療では、「断らない産科救急」を目指して、総合周産期母子医療センターにて合併症妊娠・胎児異常・母体/産褥救急などのハイリスク妊娠の周産期管理を中心に、京都府の最終拠点病院としての重責を担っています(2023年度:分娩数366例[帝王切開術174例]、母体搬送受入88例)。なお、同センターのほか、高度生殖医療センター、女性のこころとからだの相談室につきましては各部門をご参照ください。

外来担当医表

※この外来担当医表は2024年12月現在です。

※下記の表は横にスクロールしてご確認いただけます。
外来担当医表