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呼吸器内科

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最新・最良の医療を追求し、総合的・全人的な呼吸器診療の実践

●科長

  • ・教授 / 平井 豊博 Prof. Hirai Toyohiro

診療科等のご案内

呼吸器疾患は多岐にわたりますが、当科では間質性肺疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、喘息・慢性咳嗽、呼吸器感染症、肺腫瘍、睡眠時無呼吸・呼吸不全のそれぞれの臨床・研究グループを設け、各分野におけるスペシャリストを育成し、外来・入院診療や院内外のコンサルテーションにおける多様なご要望に対応できる体制をとっています。

●主な対象疾患

COPD・気管支喘息*・慢性咳嗽・間質性肺疾患・サルコイドーシス・肺結核・肺非結核性抗酸菌症・肺炎・呼吸不全**・睡眠時無呼吸症候群**・肺がん***(アレルギーセンター*・呼吸管理・睡眠制御学講座**・呼吸不全先進医療講座**・外来がん診療部***と連携して診療)

●診療体制

幅広い呼吸器疾患に対応し、高度かつ専門的な医療を提供できるように体制を整えています。禁煙外来も行い、呼吸器疾患予防にも力を注いでいます。2023年度の外来受診者数は一日平均157人、新規患者年間1,732人とたいへん多い診療科です。病床は積貞棟5階を主として、積貞棟4階に睡眠呼吸障害診療ユニット4床、北病棟1階に結核病床5床があります。2023年度の年間の新入院患者数は1,312人、平均在院日数は10.0日であり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)重症例の入院治療にも主たる診療科として取り組んできました。
他部門との連携体制も確立しており、アレルギーセンター、睡眠呼吸障害診療ユニット(呼吸管理・睡眠制御学講座、呼吸不全先進医療講座)、リハビリテーション部、院内感染制御部(ICT)などと多岐にわたります。がんセンターと連携して肺がんの集学的治療を行い、呼吸器外科と連携して肺移植目的での紹介例の評価や内科的治療も行っています。

●得意分野

間質性肺疾患、COPD、喘息・慢性咳嗽、呼吸器感染症、肺腫瘍、睡眠時無呼吸・呼吸不全などの専門外来では、いずれの領域においても、専門的知識を要する難治例を積極的に受け入れ、診療にあたっています。各領域のガイドライン作成や厚生労働省事業の調査研究、多施設共同臨床研究などに携わり、本邦の呼吸器疾患診療の進展に貢献しています。同時に、画像や呼吸機能など疾患横断的な領域についても、スペシャリストによる複眼的評価を行い、呼吸器内科全体のカンファレンスを通じて、専門領域を越えた評価・検討を行い、総合的、全人的な診断・治療を行っています。さらに基礎研究室、iPS細胞研究所との連携や産学連携を通して新規診断法、治療法の開発などにも取り組み、より良い医療に向けての研鑽に努めるとともに、地域医療全体の向上をめざして、地域の医療施設との病病連携、病診連携を推進しています。

外来担当医表

※この外来担当医表は2024年7月現在です。

※下記の表は横にスクロールしてご確認いただけます。
外来担当医表