●科長
呼吸器疾患は多岐にわたりますが、当科では間質性肺疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、喘息・慢性咳嗽、呼吸器感染症、肺腫瘍、睡眠時無呼吸・呼吸不全のそれぞれの臨床・研究グループを設け、各分野におけるスペシャリストを育成し、外来・入院診療や院内外のコンサルテーションにおける多様なご要望に対応できる体制をとっています。
●主な対象疾患
COPD・気管支喘息*・慢性咳嗽・間質性肺疾患・サルコイドーシス・肺結核・肺非結核性抗酸菌症・肺炎・呼吸不全**・睡眠時無呼吸症候群**・肺がん***(アレルギーセンター*・呼吸管理・睡眠制御学講座**・呼吸不全先進医療講座**・外来がん診療部***と連携して診療)
●診療体制
●得意分野
間質性肺疾患、COPD、喘息・慢性咳嗽、呼吸器感染症、肺腫瘍、睡眠時無呼吸・呼吸不全などの専門外来では、いずれの領域においても、専門的知識を要する難治例を積極的に受け入れ、診療にあたっています。各領域のガイドライン作成や厚生労働省事業の調査研究、多施設共同臨床研究などに携わり、本邦の呼吸器疾患診療の進展に貢献しています。同時に、画像や呼吸機能など疾患横断的な領域についても、スペシャリストによる複眼的評価を行い、呼吸器内科全体のカンファレンスを通じて、専門領域を越えた評価・検討を行い、総合的、全人的な診断・治療を行っています。さらに基礎研究室、iPS細胞研究所との連携や産学連携を通して新規診断法、治療法の開発などにも取り組み、より良い医療に向けての研鑽に努めるとともに、地域医療全体の向上をめざして、地域の医療施設との病病連携、病診連携を推進しています。
※この外来担当医表は2025年1月現在です。