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睡眠呼吸障害診療ユニット

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睡眠呼吸障害に対する多診療科連携による専門診療を実践

●部長

  • ・教授/平井 豊博 Prof. Hirai Toyohiro

部門等のご案内

2024年5月より呼吸器内科と脳神経内科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、歯科口腔外科が一体として診療を行う診療ユニットを開設しました。それぞれの専門性を最大限に活かしながら、診療科の垣根を取り払った体制で密に連携し、複雑な病態であっても的確な診断と迅速な治療を実現しています。
主な対象疾患は、睡眠時無呼吸(閉塞性・中枢性)・神経・筋疾患に伴う睡眠呼吸障害・睡眠関連低換気・過眠症などの睡眠障害・周期性四肢運動障害・むずむず脚症候群などです。

●業務内容

呼吸器内科外来の中で、毎日「呼吸管理・睡眠時無呼吸外来」として外来診療を行っています。患者の多くは睡眠時無呼吸症候群の患者であり、持続陽圧呼吸療法(CPAP)を中心に行っています。月曜日は神経睡眠外来として、過眠症・ナルコレプシーなどの専門診療を行っています。また、近年保険収載された「舌下神経刺激療法(UAS)」は耳鼻咽喉科・頭頸部外科の担当医が必要に応じて外来診療を行う態勢をとっています。
積貞棟4階において4床の検査専用病床を有し、RPSGT(睡眠検査技師の国際免許)や日本睡眠学会認定検査技師が中心に終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)検査を行っています。

●特色ある取り組み

京都府内唯一の日本睡眠学会睡眠医療認定医療機関Aと認定を受けており、PSGは年間500回以上行っています。2024年度の睡眠時無呼吸症候群の新規患者は360人ほどで、過眠症・ナルコレプシーなどの神経睡眠患者は21人おりました。加えて、周期性四肢運動障害・むずむず脚症候群といった睡眠関連運動障害やレム睡眠行動障害などの睡眠時随伴症の診療も行っており、睡眠に関連した様々な問題や病気を診療しています。さらに、当ユニットを開設するきっかけとなったUASは、2024年度から開始し既に5人に新規導入しています。小児に対するPSGも行っており、個室を利用して親御さんの付き添いのもと、21例施行しました。
併存症が多く、疾患によっては睡眠呼吸障害が難治・悪化因子であることからも、他の診療科と密に連携を取り、他科依頼も多数うけています。本院のPSG検査の特徴は、夜間検査中の患者さんを継続的に見守り、状況の変化に素早く対応することが可能な監視型PSG検査であることです。CPAP治療の機器調(タイトレーション)において大変有用ですが、監視型PSG検査を行っている大学病院は全国に数か所しかありません。
また、慢性呼吸不全患者、急性呼吸不全患者に対して、在宅NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)、在宅ハイフローセラピー、院内の呼吸管理についても積極的に関わっています。