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高度生殖医療センター

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患者一人ひとりに寄り添った不妊治療を目指して

●センター長

  • ・教授 / 万代 昌紀 Prof. Mandai Masaki

部門等のご案内

昨今の晩婚化に伴い不妊カップルが増加しており、不妊治療とりわけ生殖補助医療(ART)を受ける方が増えています。現在、本邦における一年間で出生する児の17人に1人は体外受精児です。もはや特別な治療ではなくなりつつあります。当院に受診される方は他院で難治性の不妊症と診断された方や、内科的合併症を持つ方もおられますが、一般的な不妊症検査、不育症検査など様々な病状に対する検査も行っており、一人ひとりに対応した治療を行っております。

●業務内容

基本的な治療はすべて外来にて行っており、高度な生殖補助医療(採卵・胚培養など)については高度生殖医療センターにて行っています。
当科の基本的な方針として個々の患者に応じた段階的な不妊治療を心がけ、一人ひとりに説明を行ったうえで、検査及び治療に臨んでいます。一般的に、初診で来られた場合には原因検索を目的としたスクリーニング検査を行い、タイミング療法、また人工授精などから段階的に治療を開始します。また、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症などの婦人科疾患を合併していることで妊娠に至らない方に対しては、腹腔鏡手術や開腹手術を含めた手術療法を行っています。さらに、顕微授精(ICSI)を含めた体外受精-胚移植(ART)も行なっており、近年体外受精患者数も増加しています。

●特色ある取り組み

大学病院ならではの高度な治療にも取り組んでいます。詳しくは担当医にお尋ねください。
1) 着床不全を原因とする難治性着床障害(当院では形態良好胚を3回以上移植しても妊娠しない)患者さんに対する自己末梢血リンパ球(PBMC)を用いた免疫治療(図1)
2) 着床前診断(PGT-A)、ERA(子宮内膜着床能検査)、EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム検査)、ALICE(感染性慢性子宮内膜炎検査)
3) 小児・若年がん患者に対する妊孕性温存目的の卵子・卵巣組織・精子凍結保存(図2)

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図1:自己末梢血リンパ球(PBMC)を用いた免疫治療
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図2:卵巣組織凍結・保存の実際