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リウマチセンター

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内科と整形外科が協働しリウマチ性疾患の集学的治療を行います

●センター長

  • ・教授 / 松田 秀一 Prof. Matsuda Shuichi

診療科等のご案内

リウマチ性疾患の中で、関節リウマチは有病率が最も高く(人口の約0.5%)、コモンディジーズと言えます。治療には薬物治療に加え、時に手術療法も必要です。薬物治療については多くの生物学的製剤やJAK阻害薬が登場し、関節炎が制御できる時代となりました。しかし難治例もあり、また手術療法が適応される場合もあります。これらの治療法を適切に行うために、リウマチ診療に精通した免疫・膠原病内科と整形外科出身のリウマチ医が協働し、関節リウマチを中心としたリウマチ性疾患・関節炎の診療を行っています。

●業務内容

外来診療
火曜日を除くほとんどの日で内科および整形外科の両科医師が診療しています。患者さんの状態に応じて、一人の患者さんを両科医師が併診することもしています。また「リウマチ・膠原病患者さんのための妊娠相談外来」を月曜日に、2020年4月から脊椎関節炎外来を隔週の金曜日に開設しています。
入院診療
原疾患・合併症・感染症などの内科治療例は免疫・膠原病内科病床で、手術・手術関連感染症などの外科治療例は整形外科病床で入院治療しています。
患者教育
病院内でリウマチ教室を定期的に開催し、病院外では市民講座を開催し、リウマチ性疾患とその治療について理解を深めるための啓蒙を行っています。定期的に情報誌であるリウマチ通信を発刊し、外来に置いて患者さんが自由に読めるようにしています。
治験・臨床試験
新薬の治験、多施設共同研究に積極的に参加しています。院内では患者コホートデータベースを作り、他科とも連携してさまざまな臨床研究を行っています。

●特色ある取り組み

当センターは2011年に開設されると同時に、関節リウマチを中心に患者コホートデータベース(KURAMAコホート)を立ち上げました。これはインフォームドコンセントのもと、処方記録・関節症状などの身体所見と患者アンケート・血液検査や各種画像検査などの臨床データとともに、血清などの患者検体も紐づけてバイオバンクを構成しています。目的はこのコホート研究によって実臨床におけるエビデンスを集め、診療にフィードバックすることです。施設単位の関節リウマチコホートとしては、質と規模において全国屈指のレベルにあり、多くの英文論文を発表しています(2019年は16編)。しかし患者さんの協力あって初めて成り立つ臨床研究であるため、検査結果は必ず説明し、さらに過去5年間の治療成績をまとめた「プレミアムレポート」を配布して、患者さんと診療情報を共有し、治療方針の決定に役立てています。