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脳卒中診療部

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多職種のチームワークで最先端の脳卒中治療に挑む

●部長

  • ・准教授 / 吉田 和道 Associate Prof. Yoshida Kazumichi

部門等のご案内

脳卒中診療部とは、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の患者さんの急性期治療・集中治療を、医師・看護師・理学療法士・医療ソーシャルワーカーなどの複数の専門職が共同して行う部門です。2005年の急性期脳梗塞に対するt-PA静注血栓溶解療法、および、2015年のカテーテルによる急性期血栓回収術の認可によって、脳梗塞の急性期治療成績は劇的に改善しています。ますます重要性を増している急性期脳卒中診療に迅速に対応できるよう、中病棟の1階に、ES-ICUとして、救急部(Emergency)と脳卒中診療部(Stroke)の両者に対応可能な最新設備を整えた集中治療病床が2019年に完成しました。現在、脳卒中診療部専用に6床のベッドを配置しています。

●業務内容

脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血の患者さんを受け入れて、病態に応じて適切な内科治療・外科治療・血管内治療を行います。脳卒中は発症早期の治療及び早期のリハビリテーションが転帰を改善することが知られており、脳卒中急性期には、高度な内科的治療及び血管内治療、詳細な神経症状の観察及び血圧管理を中心とした綿密な看護ケア、可及的速やかなリハビリテーションなどを行います。ES-ICUには経験のある脳卒中医が常駐し、看護師と緻密な連携を持って急性期治療に当たります。また専属のリハビリスタッフが早期のリハビリテーションに対応します。急性期の治療は1−2週間で終了しますが、多くの場合、その後リハビリテーションが必要となります。リハビリテーション病院、自宅などへの移動がスムーズになるよう早期から医療ソーシャルワーカー(MSW)が介入いたします。

●特色ある取り組み

急性脳動脈閉塞においては、1秒でも早く血流を再開通させることが重要です。当院は脳血管内治療専門医の資格を持つ常勤スタッフが8名在籍し、24時間365日脳血管内治療が可能です。急性脳動脈閉塞が疑われる場合には、専用のプロトコルを用い、多職種が協力し迅速かつ適切な治療を行います。
また大学病院という性質上、複雑な脳動脈瘤、もやもや病、脳動静脈奇形など他病院では対応困難な患者さんも受け入れています。当院のES-ICUは一床あたりの占有面積が本邦随一であり、高度な外科治療後の十分なモニタリングや多くの処置がES-SCU内で可能です。脳卒中急性期リハビリテーションでも、ロボットを使用するなど先進技術を取り入れ、効率的な機能改善に取り組んでいます。
上記のように脳卒中診療では、医師・看護師・リハビリスタッフ・MSWなど様々な職種が関わるため、チームワークが一層大事になってきます。私たちは、定期的に多職種参加のカンファレンスを行い、個々の患者さんに対して最適な治療ができるように努めています。