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脳卒中診療部

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迅速かつ的確な急性期治療で、命と生活を守ります

●部長

  • ・准教授/ 菊池 隆幸 Associate Prof. Kikuchi Takayuki

部門等のご案内

脳卒中は「もしも」のときに、誰にでも起こり得る疾患です。しかし、適切なタイミングで、正しい医療が受けられれば、その後の人生は大きく変わります。私たち脳卒中診療部は、日々変化する医療の最前線に立ち、「助かる命を確実に救う」こと、そして「元の生活にできるだけ近い形で戻れるよう支える」ことを使命としています。

●業務内容

脳卒中は、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の三つに分類されます。発症すると片麻痺や言語障害、意識障害が突然現れ、適切な治療が数分遅れるだけで後遺症や生命予後に大きな影響が出ます。脳卒中診療部は、この急性期に特化した専門チームとして活動しています。医師、看護師、リハビリスタッフ、薬剤師、臨床工学技士、医療ソーシャルワーカーが緊密に連携し、最先端の医療と温かなケアを同時に提供しています。

●特色ある取り組み

虚血性脳卒中【脳梗塞】
本院は一次脳卒中センター(PSC)コア施設として認定されており、24時間いつでも血栓溶解療法及び血栓回収療法に対応が可能です。発症から治療までの時間を短縮するため、救急搬送体制とも連携し、1分1秒でも早く血流を回復させることを目指しています。
出血性脳卒中【脳出血・くも膜下出血】
ICUで血圧と脳圧を厳格に管理し、必要に応じて開頭血腫除去術や動脈瘤クリッピング術、脳動脈瘤コイル塞栓術の全てに対応可能で患者さんの状態に合わせて適切な治療を選択します。大学病院として高難度の動脈瘤や、小児例や妊産婦例、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻など通常の病院では対応が難しい例にも対応します。
早期リハビリテーション、退院支援発症当日から理学療法・作業療法・言語聴覚療法を開始しています。医療ソーシャルワーカーが回復期病院や在宅医療への移行を支援し、再発予防教育も行っています。
治験・臨床研究
また高度医療機関としてエビデンスに基づいた診療を行うとともに、更に治療成績を向上させるための最新の医療機器の治験や臨床研究も常時行っています。
詳細は京都大学脳神経外科ホームページをご覧ください。
https://neurosur.kuhp.kyoto-u.ac.jp/