
●センター長
国の脳卒中・循環器病対策推進計画では、脳卒中に関する情報提供や患者支援を充実させることが重点的施策と位置付けられています。また、本院は京都府におけるこれらの活動の核となる「脳卒中・心臓病等総合支援センター」にも指定されています。脳卒中療養支援センターでは、全国および京都府内の医療機関や行政・支援機関等と連携し、発症から社会復帰、そしてその後の生活までを見据えた、切れ目のない包括的な支援体制の構築に取り組んでいます。
●業務内容
脳卒中療養支援センターは、脳卒中の患者さんとご家族が安心して療養生活を送れるよう、以下の3つの柱を主軸として事業を展開しています。
■多機関・多職種ネットワークの構築
全国の医療機関、行政、地域支援機関、多様な専門職(医師・看護師・薬剤師・医療ソーシャルワーカー・栄養士・セラピスト、ケアマネジャー等)との連携を強化し、定例会議や共有資源創出等を通じて、密なネットワークを構築しています。さらに、「一般社団法人 日本脳卒中医療ケア従事者連合(SCPA Japan)京都府支部」とも連携し、職種の垣根を越えた議論を重ね、包括的な支援体制の構築に挑戦しています。
■地域医療機関・薬局との包括的な連携強化
生活期を支える地域の医療機関や薬局との連携を密にし、退院後も途切れることのない一貫した医療・ケアの提供に努めています。具体的には、「脳卒中生活期におけるかかりつけ医登録制度」や「同かかりつけ薬局制度」を推進することで、認識を共にする多職種間での情報共有や患者支援の道筋の明確化を図っています。
■患者・家族への相談支援、情報発信、疾患啓発
多職種による脳卒中相談窓口に加え、脳卒中に関する最新情報の提供や、疾患への理解を深めるための啓発活動を積極的に行っています。加えて、脳卒中に関する疾患啓発活動を積極的に実施しており、患者家族向け情報発信ツール「サンナイ会」に加え、独自ホームページやYouTubeチャンネルも活用し、誰もがアクセスしやすい形で役立つ情報コンテンツを継続的に発信しています。
●特色ある取り組み
脳卒中の治療・療養は長期間にわたり、一つの医療機関で完結しないことも多くあります。そのため、急性期・回復期・生活期を通じたシームレスな情報共有・連携が重要となります。当センターでは、医療機関や地域の垣根を越えた連携ネットワークの構築を目指し、各種連携体制の構築や定期的な情報交換を行っています。医療ソーシャルワーカー(MSW)等を中心とした「脳卒中相談窓口連携会議」を基盤とした職種ごとのネットワーク構築は、現在医師、薬剤師、看護師、栄養士等にも拡大しており、それぞれの職種の強みを活かした相互的かつ有機的な連携関係の構築が進んでいます。また、京都府・京都府医師会・京都府立医科大学附属病院・京大病院の共催による脳卒中の療養支援に関する市民公開講座の開催や、本院のもやもや病支援センターとの共同事業として、学習に課題のあるもやもや病の患児やご家族を対象として、講演会やピアサポートを開催しています。
●脳卒中サンナイ会
脳卒中サンナイ会は、
●患者さん・ご家族向け動画
YouTubu京大病院公式チャンネルで、脳卒中予防のための動画の配信を行っております。
~食事と栄養のハナシ~
~減塩食の12カ条 虎の巻~
~脳卒中を再び起こさない薬の飲み方~
●脳卒中相談窓口
京大病院で脳卒中の治療を受けられた患者さん・ご家族に対して、脳卒中に関する不安を相談する窓口を開設しています。
医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・リハビリ担当者・薬剤師・管理栄養士等の多職種が連携し、相談対応をいたします。
● 対象者:当院で脳卒中の治療を受けられた患者さん・ご家族
● 開設時間:月曜~金曜 13:00~16:00(祝日は除く)
● 相談方法:まずはお気軽にお電話ください。 TEL:075-751-3013
詳細は以下よりご確認ください。
脳卒中相談窓口 案内リーフレット
●脳卒中療養支援マテリアル
脳卒中療養支援センターが作成した資料です。ご自由にダウンロード・印刷のうえ、ご活用ください。