
●センター長
総合臨床教育・研修センターは、「学び続ける力が未来を拓く」をモットーに、医師・歯科医師のキャリアのスタートとなる臨床研修のサポートを中心に担っています。臨床医になるために、医師では2年間、歯科医師では1年間の臨床研修が必須となっており、当院では医科、歯科合わせて約130名の研修医が在籍しています。各診療科・部と多職種の協力を得て、研修環境の充実に取り組んでいます。
また、医師および歯科医師の臨床研修だけではなく、多職種の教育にも携わることで、安全で質の高い医療の提供を目指しています。
●業務内容
臨床研修医の学びの機会をサポートするため、指導医となる上級医に向けても、指導力向上を目指し指導医講習会を開催しています。グループワーク等を通して教育スキルを学び、より質の高い教育を促進しています。研修医と診療科の双方に働きかけることで、研修医が十分に経験を積めるような研修スケジュールの作成や研修医への指導・教育を進めています。また、地域に根差した医療を経験し実践できるよう、地域医療を担う京都市内外の医療機関との連携を行っています。
このような医療機関も対象に、京都府地域医療支援センター京都大学ブランチ事業として、毎年興味深いテーマに沿ったセミナーを開催し、地域医療を担う皆様と一緒に学ぶ経験を共有しています。他には、一次救命処置(BLS:Basic Life Support)や、シミュレータを用いた静脈穿刺のスキルアップトレーニングなどを定期的に開催しています。
●特色ある取り組み
臨床研修医の指導においては、各診療科に研修に関わる担当者を1名指名し、ワーキンググループを立ち上げて定期的に研修の改善に向けた話し合いを行っています。学習のツールとして、医学教育用シミュレータの貸し出しや、それらを用いたスキルトレーニングを行い、安心かつ安全な医療の実践を目指しています。様々な職種のメディカルスタッフの研修プログラムも管理しており、医師や看護師、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士・作業療法士、栄養士、臨床工学技士、精神保健福祉士、医療ソーシャルワーカーなど、院内だけでなく院外や海外からの学生実習と有資格者のスキルアップ講習をサポートしています。